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スナイプはアイシン、470才全会優勝!全日本実業団ヨット選手権

 9月16〜18日、佐賀県唐津・佐賀県ヨットハーバーで2024国民スポーツ大会リハーサル大会にあわせて「全日本実業団ヨット選手権」が開催されました。唐津城と虹ノ松原を背景に風光明媚な唐津湾で熱い戦いが繰り広げられました。優勝は470級が新進気鋭の医療法人 才全会、スナイプが古豪(株)アイシンでした。来年は記念すべき第70回大会です。第79回国民スポーツ大会のリハーサル大会として滋賀県琵琶湖で開催されます。ぜひご参加ください。(レポート/全日本実業団ヨット連盟)

佐賀県唐津で開催された全日本実業団ヨット選手権。470は4レース、スナイプは3レースで決着しました
スナイプ優勝のアイシンチーム

【アイシンチーム・レポート】
 秋雨前線と南の高気圧に挟まれ、雨雲とにらめっことなった今大会。運営の方々も本当に大変だったと思います、ありがとうございました。
 そんな中、初日は予定の2レースを実施。とはいえ大気が不安定な中、みんなが左右から不定期にくるブローに悩まされる中、1位がアイシン、2位の島津製作所が安定したスコアでまとめます。続く2日目は朝から豪雨、雷警報も出ていて終日ノーレースとなりました。
 最終日となる3日目、少し風待ちした後に出艇し第3レースがスタートします。島津製作所がスコアを崩す中、湘南サニーサイドマリーナヨットクラブBとSPNが2艇ともシングル前半で第1マークを回航。一方アイシンは笹井・伊藤ペアがシングルに入るも、杉浦・石川ペアが20番前後で回航。。。
 そして26位でフィニッシュ。昨日までのリードのおかげでギリギリ首位で終えました。そして運命の第4レース、時間はギリギリ、1回目をゼネリコ、間に合うか…。その直後、AP/Hが掲揚されました、おそれていた雷雲が近づき安全を考慮してハーバーバックです。その瞬間、2連覇が達成されました。
 今回はうれしさよりもホッとしたのが正直な感想です。また来年も、このすばらしいライバルたちと良いレースができることを祈りつつ、支えてくださるたくさんの方々に感謝いたします。

【才全会チーム・レポート】
 私たちは今レガッタが初めての実業団の大会となりました。今後の大会へ向けてペアを組み、コンビネーションをあげることも目標の1つとし、レースに臨みました。
 レース内容を振り返ると、ファーストタックのタイミングを逃さないことや、艇団を意識しすぎないことが課題として上がりました。
 実業団という普段とはまた違った雰囲気の中でレースをすることができたので、とても学びの多い大会となりました。運営の方々、ありがとうございました。今レガッタで学んだことを今後のレースでいかしたいと思います。

2023全日本実業団ヨット選手権 スナイプ成績
2023全日本実業団ヨット選手権 470成績
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