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伊藤/村岸組が三度目の優勝!琵琶湖テーザー全日本選手権

 9月23、24日、滋賀県柳が崎・琵琶湖で「第38回テーザークラス全日本選手権」が開催されました。微風から軽風のコンディションで5レースを実施。葉山・江の島フリートをはじめ、稲毛、大阪北港、芦屋、浜名湖、琵琶湖と各地から20艇のチームが集まり、大いに盛り上がりました。優勝は3年ぶりに伊藤/村岸組に輝きました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)

20チームで開催された琵琶湖テーザー全日本選手権。今年は軽風シリーズとなりました

 8月の猛暑から少し秋の雰囲気を感じるコンディションです。初日は7〜14ノット、2日目は琵琶湖らしく4ノットの軽風コンディションで合計5レースおこなわれました。

 初日、1レース目トップは伊藤/村岸組(江の島F)、2レース目トップは植田/植田組(芦屋F)、3レース目トップは田中/田中組(稲毛F)、4レース目トップは伊藤/村岸組。

 初日暫定1位は、安定した走りの秋山/村山組(琵琶湖)、伊藤/村岸組が2位の結果。伊藤/村岸組は第1レースDPIの横文字をたたき、トップフィニッシュするもペナルティーで5点をたたくスタートとなりました。

 2日目は微風予想でしたが、12時頃から北風が3〜4ノット吹き始め、なんとか1レースおこなわれ田中/田中組がトップ。総合優勝は伊藤/村岸組(マスタークラスも優勝)が逆転優勝を果たしました。

 3年ぶりの優勝となり、チームではこれで3回目の全日本優勝となりました。 グランドマスタークラス優勝は秋山/村山組、スーパーグランドマスタークラス優勝は戸室/山本組(江の島F)となりました。

 大きく振れ回るコンディションのなか素晴らしい運営で、選手一同満足いく全日本選手権となったのではないでしょうか。 2日目の風待ちの間には、テーザーセーラー同士での意見交換、また湖水の茂った藻対策の話で盛り上がり、アットホームなデーザークラスの様子がうかがえました。

 テーザークラスでは12月にウィンターレガッタが蒲郡で開催予定、 24年1月にはオーストラリアのメルボルンでワールドが開催されます。メルボルンワールドの次は日本でのワールドが開催予定。沖縄での開催が決定し、ますますの盛り上がりが期待されます。

 さらには「2027関西マスターズゲーム」セーリング競技で採用されているテーザーレースへの参加をぜひお待ちしています。

チーム3度目の優勝を飾った伊藤一石/村岸恭明組(江の島フリート)
第38回テーザークラス全日本選手権 成績
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