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大西洋横断ミニトランザット、荒天が予想されるためスタート延期

  9月24日、フランス・レ・サーブル・ドロンヌで開催される大西洋横断「ミニトランザット」は、スタート後、スペイン西方フィニステレ岬付近で低気圧と遭遇する可能性があるため、レース委員会は24日のスタート延期を発表しました。(BHM編集部)

スタートの延期が発表されました。写真はフランス・ロリアンを拠点に活動するMINI6.50チームです。ロリアンの仲間が集まって気象講習会がおこなわれました

「予想していたことなんで、ショックとか気持ちが変わることはないんですが、不安と言ったらいいのか、複雑な気持ちです。この時期は低気圧がビスケー湾の西に定期的にやってくる。それが通り過ぎると無風状態になってしまう。スタートのタイミングが大事で、レース委員会もずいぶん悩んでいるようでした」(三瓶笙暉古)

土曜日となれば、たくさんの人たちがビレッジにおとづれます。選手の家族はもちろんですが、一般の方の姿も多く、この大会が根付いているのを感じます
カリブ音楽を奏でながら行進。ミニトランザットのビレッジは一日中、到着地となるカリブの音楽が鳴り響いていました
ロリアンチームだけで集まった気象講習会。選手たちはみな真剣な眼差しで受講していました
午後になると歩きにくくなるほど人がやってきました。メインステージではコンサートもおこなわれていました。日本のヨットレースでは考えにくい光景です
レ・サーブル・ドロンヌの海岸線。美しい海岸が数キロ続いています
スタート延期発表後、ビレッジのカフェ・レストランでお茶するフェデリコと編集長。さらっとスタート延期してしまうのが、ミニトランザットらしい一面で、その背景には安全に選手を送り出したいという主催者の意図があります
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