岡田・吉岡が暫定1位へ。ハーグ・セーリング世界選手権初日
8月11日、オランダ・ハーグで開幕した「セーリング・ワールド・チャンピオンシップ」(セーリング世界選手権)初日。本大会では種目によって日程をずらせて開催されます。初日を飾るのはパラ3種目に加えて、男女470、49er、49erFX、ナクラ17です。(BHM編集部)
オンデッキの軽風で始まった470は日本勢が大活躍する1日になりました。第1レースで岡田奎樹/吉岡美帆がトップフィニッシュ。今回はレース3日前に進水したばかりの新艇でワールドチャンピオンを狙います。
470は初日2レースを終えて岡田/吉岡が暫定1位。吉田 愛/吉田雄悟が4位、磯崎哲也/関友里恵6位と爆発。潮が強くトップセーラーが成績を安定させられないライトウインドで、日本はアドバンテージを得ることに成功しました。
過去大会を振り返ると、2018年にデンマークで開催された「セーリング・ワールド・チャンピオンシップ」では、470女子の吉田 愛/吉岡美帆が金メダル、男子は磯崎哲也/高柳 彬が銀メダルを獲得しています。
また、パラ種目ハンザ303に出場する丹羽 巧は3-1位で総合2位につけました。パラ種目は、五輪種目が開催されているスヘフェニンゲンから車で約30分の湖、ブラーッセメル湖で開催されています。
セーリング・ワールド・チャンピオンシップの様子はトラッキングで観戦できるほか、欧州ではユーロスポーツなどでライブ中継を放映。また、メダルレースは日本でも観戦(YOUTUBE)できるとのこと。みなさん、日本から応援しましょう! 12日大会2日目も同種目がおこなわれます。
◎セーリング・ワールド・チャンピオンシップ 初日
470 参加64艇 2R終了時
1 岡田奎樹/吉岡美帆 5p
2 CHN Wenju Dong / Jingsa Wang 8p
3 CHN Ming Xu / Yahan Tu 11p
4 吉田 愛/吉田雄悟 11p
6 磯崎哲也/関友里恵 14p
19 高山大智/盛田冬華 22p
49er 参加83艇 3R終了時
1 USA Nevin Snow / Maximiliano Agnese 2p
2 ESP Diego Botin Le Chever / Florian Trittel Johannes 2p
3 CHN Xin Wang / Tianyu Qi 4p
23 古谷信玄/高柳 彬 14p
41 高橋レオ/森嶋ティモシー 19p
67 嶋倉照晃/上園田心太浪 37p
49erFX 参加59艇 3R終了時
1 BEL Isaura Maenhaut / Anouk Geurts 3p
2 SWE Vilma Bobeck / Rebecca Netzler 3p
3 AUS Olivia Price / Evie Haseldine 3p
29 田中美紗樹/永松瀬羅 24p
33 山崎アンナ/高野芹奈 26p
58 市橋愛生/後藤凛子60p
ナクラ17 参加49艇 3R終了時
1 ITA Ruggero Tita / Caterina Banti 2p
2 GER Paul Kohlhoff / Alica Stuhlemmer 2p
3 GBR John Gimson / Anna Burnet 4p
27 飯束潮吹/西田カピーリア桜良 24p
48 渡部雄貴/植田 実 44p
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