7月後半、フランス・ビスケー湾東部でMINI6.50による外洋レース「プル・トランスガスコーニュ」が開催されました。この大会にDMG MORI セーリングアカデミーの三瓶笙暉古、ロール・ギャレーが出場。９月にスタートする大西洋横断ミニトランザット前の最終戦を無事に完走することができました。（BHM編集部）

　この大会はシングルハンド、ダブルハンド種目があり合計71艇がエントリー。DMG MORI セーリングアカデミーのプロトタイプクラスには18艇が出場しました。フランス・ブルジュネからスペイン・ゲチョまでを走る本大会は往路、復路に分かれていて、第1レグは285マイル、第2レグは192マイルで競われました。

　レースは約二週間にわたり、軽風から35ノットまであがる強風まで多岐にわたるコンディションでおこなわれました。結果はロール・ギャレーは往路2位、復路2位、総合3位。三瓶笙暉古は往路11位、復路10位、総合11位です。

「プル・トランスガスコーニュを無事にフィニッシュしました。成績は10位で第1レグの11位と合わせて総合11位。ミニトランザット前の最後のレースでした。第2レグでは予想よりも強い風が吹いて、船を試すことができて満足です。これから最後のリフィットをしてミニトランザットに備えます！」（三瓶）

「第2レグも2位で終えて総合3位を獲得しました。今年は安定した成績を残せてうれしいです。いま船はロリアンにありマストが倒されています。トランザット前にやるべきことがいくつかあります。8月に整備をおこない、9月のはじめに数週間トレーニングする時間があります。その後、船をレ・サーブル・ドロンヌへ回航してスタートに備えます」（ロール・ギャレー）

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