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ベテラン田中夫妻が優勝!テーザー西日本選手権2023

 7月9日、兵庫県立海洋体育館を会場に「第34回テーザー級西日本選手権」が開催され、関東からの遠征組を含めて13艇が参加しました。前日のレース形式の練習会と久々となるイタリアンレストランでの懇親会でウォームアップと交流を深め、ハイクアウトコンディションで3レースを楽しみました。(レポート/日本テーザー協会、写真提供/安澤厚男)

西宮で開催された第34回テーザー級西日本選手権。関東からの遠征を含め13艇が出場しました

 大会当日は、梅雨空で時々通り雨もありましたが、風は十分にあり、予定どおり3レースが行われました。風向は当地の代表的な風の「まぜ」よりも西寄りで、第1レース時は240度、第2レース以降は260度程度に変化しました。第2レース以降はフレの幅が大きく、タックするシフトの選択で得失が分かれたように思います。

 風速は平均4~5m/s と思われましたが、時々強めのブローが混じりました。埠頭越しの風だったため、風の割に波は小さく、クローズでもスピードを得やすい感じでしたが、ダウンウインドでは波のタイミングに合わせて一吹きの風で加速できるかが求められる、そのようなコンディションでした。

 第1レースは、240度のコース設定でスタート。左右にフリートが分かれましたが、右海面で先行した石川・井上艇が第1マークをトップ回航。後続艇を確実にカバーしてトップをキープしました。植田夫妻艇、田中夫妻艇、関口・上松艇が続き、ランニングレグで抜け出した関口・上松艇が2位に立ちますが、フィニッシュエンドの選択で田中艇がわずかに先行しました。

 第2レースは、250度の設定。右海面から西寄りのブローが入るようになり、左海面奥はリフトをつかめず、右海面も早く突っ込むとラルに捕まる感じでした。田中艇がトップをキープし、そのままフィニッシュ、植田艇が2位をキープしていたが最終レグで三輪・山田艇にかわされました。第1レースで前を走った石川・井上艇、関口・上松艇はトラブルのためDNFとなり、残念でした。

 第3レースも250度の設定でスタート。西からのブローが主流になり、スターボ・ロングの状況で混戦となった。植田艇がトップ回航、渡辺・森口艇、岡本夫妻艇、九冨・吉川艇と続きました。リーチングのレグやクローズのコース選択で順位が入れ替わり、田中艇、植田艇、岡本艇の順にフィニッシュ。ハーバーバック時には、塩出しには十分すぎるスコールにも遭遇しましたが、全艇無事に帰着することができました。

 総合1位とグランドマスタークラス優勝は田中・田中組、総合2位は植田・植田組、総合3位は三輪・山田組、マスタークラス優勝は渡辺・森口組、スーパーグランドマスタークラス優勝は岡本・岡本組という結果となりました。

 西日本選手権は、テーザー協会初代会長の吉川氏が芦屋フリートキャプテン(当時)安澤厚男氏に優勝カップを贈り、関東エリア以外での初レースとして開催されて以来、コロナ禍の2020年を除き、途切れることなく開催され、今年で34回を数える歴史ある大会として定着しています。今年も奈良県セーリング連盟のシルクロードヨットレースとの共同開催として行われ、レース運営を担当された奈良県セーリング連盟の皆様、テーザー芦屋フリートの皆様に深く感謝申し上げます。

 ご当地ビールや梅酒、順位が印刷されたオリジナルのJIBバックなど豪華な賞品が提供されました。リザルトからも分かりますが、若手からシニアまで(重心は上の方にあるが)、夫婦、友人、先輩・後輩、二世代参加など多様なチーム構成がテーザーの特長の一つです。テーザーに関心のある学生セーラーなどをフリートレースに招待する取り組みも行われています。テーザー協会ホームページをみてコンタクトをいただけれと思います。

 これで今シーズンは7戦中3戦が終了、第4戦となるミッドサマーレガッタ@和歌山(8月)、第5戦 全日本選手権@琵琶湖(9月)とタイトルや年間チャンピオンをかけた熱いレースが続きます。

今年の西日本選手権は3レースおなわれ田中・田中組が優勝。同チームは1年間の公式戦レース成績と遠征や運営ポイントを加味して決定する「テーザー・オブ・ザ・イヤー」でもトップに位置しています(下記表)
第34回テーザー級西日本選手権2023 成績
テーザー・オブ・ザ・イヤー 暫定結果
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