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相模湾で盛り上がるワンデザインK36-SAMURAIシリーズ戦

 2016年に金井亮浩氏(ACT)によってデザインされ、1号艇が進水したK36-SAMURAIは、2021年オーナーズクラブが発足され、相模湾で全5艇が集まり21年からシリーズレースが開催されています。 (レポート/SAMURAI事務局)

相模湾で年間を通して開催されているK36-SAMURAIシリーズ。ワンデザインらしい白熱したレースが展開されています

2023 K36-SAMURAIシリーズ・レーススケジュール
(1) 3月19日
  HMYCクラブレース
(2) 4月15日~16日
  NIPPON CUPスプリング
(3) 5月3日~5日
  ゴールデンウィークレガッタ 
(4) 5月13日~14日
  K36-SAMURAIレガッタ 
(5) 9月16日~9月18日
  逗子レガッタ
(6) 10月14日~15日
  NIPPON CUPオータム
(7) 11月25日~26日
  シーボニアレガッタ冬 

 2023シーズンは3月に開幕して相模湾で開催される各種イベントに参加する事でポイントを重ねて年間王者を決定するシステムを採用しています。

2023 K36-SAMURAIレガッタ シリーズ成績(第4戦まで)
2023年5月第4戦までの成績と推移

◎5月相模湾でK36-SAMURAI単独レガッタを開催

 5月13日、14日、相模湾秋谷沖で「K36-SAMURAIレガッタ」が開催されました。当日は安定しない北風と午後に向けてシフトが予想され、安定しないコンディションが続きました。

 今回相模湾で同艇種の大型キールボートのレースとしては国内最大規模のフリートとなるK36にノースセールジャパンからサポートをいただけることとなり、TOKYO2020でも素晴らしいレースを行った国内最高峰の運営をこなす京黒太郎氏にレース委員長を引き受けていただきました。

 そして近年欧米で通常運用しつつあるドローンマークのマークポッド(ノースセールジャパンが先駆けて国内運用開始)を使用して、難しいコンディションの中スムーズなレースを行っていただくことができました。また、開催2日目はHMYCクラブレースで行われました。

 レースは得点を見ればレベルが拮抗しており、同型艇種ならではのせめぎ合いが想像できます。同点三巴の接戦を制したのは、伏見オーナー率いる〈PAPILLON〉でした。

 この夏は、各チームが大島レース、全日本ミドルボート選手権、パールレース、トランスサガミヨットレース、クラブレースなどに参加し、9月に後半戦がスタートします。

 2023シリーズ優勝は果たしてどのチームが奪うのでしょうか。益々目の離せない後半戦が期待されます。

シリーズ第4戦 K36-SAMURAIレガッタ2023 成績

◎5人のSAMURAI チーム紹介
ENTERPRISE LILY JPN6655
オーナー 大石昌弘
PAPILLON JPN5995
オーナー 伏見 徹
LUCKY LADY X JPN6846
オーナー 稲葉健太
SPANK JPN6453
オーナー 鈴木道彦
GAIA JPN6774
オーナー 茂木慎一

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