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日本初eSailing意見交換会「第1回 日本eSailingフォーラム」開催

 12月10日、横浜+オンラインで「第1回 日本eSailingフォーラム」が開催されました。これは日本ではじめて開催されるeSailingの意見交換会で、横浜会場には6名、オンラインには20名以上が出席。また、インスタライブには約300名が視聴しておこなわれました。(BHM編集部)

横浜で開催された日本eSailingフォーラム。オフショア(VRO)では簡単な操作法、気象予報を取り入れたルーティングの使い方などが発表されました

 フォーラム前半ではテーマごとにスピーカーに登場いただき、資料とともに現在のeSailing事情を発表。事情に精通したeセーラーでもあらためて知る知識が多くあり、有意義な時間を過ごすことができました。

 また、フランスから出席した白石康次郎さん、國米 創さんからは「外洋ヨットレースの現場とeSailingのつながり」、沖縄から出席した関一人さんからは「オリンピアン、トップセーラーのeSailingとの関わり」というテーマで意見交換がおこなわれました。

 バルクヘッドマガジン編集長は、フォーラムの企画と司会を担当させていただきました。まずは、この企画に協力してくれたみなさんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 みなさんの発表はとても興味深く「なるほど」と感心することしきりで、個人的には大垣さんによる「eスポーツの市場と現状」のような話はもっと深堀りして聞きたいと思いました。

 当日ヨットレースに出ていて、会場に来られなかった方は、暗くなったヨットハーバーから出席してくれ、また、現役大学生にも登場していただき「ヨット部活動との関わり」を発表してもらいました。

 eSailingはファンが増え、脚光を浴びる反面、バーチャルという特性もあり、分かりにくい、伝わりにくい部分があります。短い時間でしたが、フォーラムを開催したことで、みなさんの頭の中を一旦整理できたと思うし、あたらしい発見もあったかと思います。

 みなさん、ぜひ次回のフォーラムをお楽しみにお待ち下さい。開催は未定ですが、日本や世界のeSailing事情の変化等にあわせて企画したいと思います。

eSailingだけでなくeスポーツ全体が盛り上がっている状況が発表されました
バーチャルとリアルをあわせながらセーリングを向上させることもできます
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