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目指せケープホーン!日本〈MILAI〉グローブ40第5レグスタート

 11月27日、クラス40によるダブルハンド世界一周レース「グローブ40」に出場する〈MILAI〉がタヒチをスタートしました。第5レグはタヒチ・パペーテから南米大陸南端、アルゼンチン・ウシュアイアまで4500マイル(実質5000マイル以上あり)です。(BHM編集部)

グローブ40第5レグでタヒチをスタートした〈MILAI〉(鈴木晶友/エステル・グレック)。ご安航を!

 第4レグ(オークランド〜タヒチ)で劇的な逆転1位を獲得した日本艇〈MILAI〉の総合順位は現在3位。このレグの得点は順位×係数3となるため、成績次第で〈MILAI〉はトップとの差を大幅に縮めることができます。

 今回〈MILAI〉に乗り込むのは、鈴木晶友とエステル・グレック(FRA)です。エステル・グレック選手は鈴木選手がミニトランザットに挑戦した際、コーチ・サポートを務めた気心の知れた仲間です。第4レグの戦いに注目しましょう!

鈴木晶友 コメント:
 いよいよ世界一周の山場、ケープホーンを越えるコースがスタートします。タヒチからウシュアイアまでの4500マイルの航海は、フランス人セーラーのエステルと走ります。まずは安全第一に、そして速くフィニッシュできるよう丁寧に走ろうと思います。フィニッシュは12月21日ごろの予定。クリスマスに間に合わせるぞ! では行ってきます!

エステル コメント:
 みなさんこんにちは。ミライのチーム、コージさん、マサさん、ありがとうございます。今ここにいることをとても嬉しく思います。これから4500マイルの冒険に出発します。ケープホーンに行く という最高のクリスマスプレゼントを手に入れます!!いろいろな天気や海域を通ったり、新しい風を南に探しに行くことになります。マサと一緒にレースをするのが楽しみです!

スタート後の〈MILAI〉は針路を南に取り、艇団のトップを走っています(11/28現在)。グロープ40は全8レグあり、この第5レグは後半戦もっとも長い距離を走ることになります
グローブ40第4レグまでの成績表
ウシュアイアを聞いたことがなかったので調べてみたところ、南米大陸の南端を名乗るアルゼンチンの都市でした。アルゼンチンの中心、ブエノスアイレスからはかなり離れています。Googleの案内によれば、かなり魅力的な町に違いありません。「ウシュアイアはアルゼンチンのリゾートタウンです。ティエラ デル フエゴ諸島にあり、南米の最南端に位置するため、「世界の果て」とも呼ばれています。急な丘の上にある吹きさらしの町は、マルティアル山脈とビーグル水道に囲まれています。南極クルーズや、ペンギン営巣地があることから「ペンギン島」として知られるマルティージョ島のツアーに出かける際の玄関口でもあります」(Googleより)

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ダブルハンド世界一周レース「グローブ40」日程
プロローグ 大西洋 966マイル
 6月11日 フランス・ロリアン〜6月17日 モロッコ到着
第1レグ 大西洋 1884マイル
 6月26日 モロッコ・スタート〜7月5日頃 カーボベルデ到着
第2レグ 大西洋〜喜望峰〜インド洋 7725マイル
 7月17日 カーボベルデ・スタート〜8月18日頃 モーリシャス到着
第3レグ インド洋 6923マイル
 9月11日 モーリシャス・スタート〜10月6日頃 オークランド到着
第4レグ 南太平洋 2710マイル
 10月29日 オークランド・スタート〜11月10日頃 タヒチ到着

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第5レグ 南太平洋 5062マイル
 11月26日 タヒチ・スタート〜12月15日頃 アルゼンチン・ウシュアイア到着
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第6レグ 南大西洋 3595マイル
 2023年1月5日 アルゼンチン・ウシュアイア・スタート〜1月21日頃 ブラジル・レシフェ到着
第7レグ 大西洋 2150マイル
 2月6日 ブラジル・レシフェ・スタート〜2月14日頃 グレナダ到着
第8レグ 大西洋 3366マイル
 2月26日 グレナダ・スタート〜3月13日頃 ロリアン到着
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