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藤田蒼士、逆転優勝!全日本オプティミスト級選手権最終日

 11月27日、江の島で開催された「第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権」最終日は、これまでの進行を補うべくスタート時間を30分早めておこなわれました。風は最大16ノットまであがる北東風で4レース実施。優勝は最終日に逆転した藤田蒼士(B&G 兵庫ジュニア海洋クラブ・中3)が飾りました。(BHM編集部)

全日本を制した藤田蒼士。最終レースフィニッシュ直後、池田とのポイント差を確認してガッツポーズ!

 最終日は前日首位の池田航介と1差で追う藤田蒼士との一騎打ちとなりました。第6レースで藤田が逆転し、池田を抑えながらレースが進みます。最終レースで池田が会心のトップフィニッシュを決めるも時既に遅し。藤田が4点差で優勝を決めました。

「今年いちばんうれしいです。最終レース前の得点差は分かっていました。最後は(池田が)1位で自分が7位以内だったら勝ち。でも下マークをまわった時10位ぐらいで、あげないとキツイと感じていました。2上の途中からブローが見えていて、これなら逆転できるかもと思いました。この1年で(自分が出場した)ワールドに向けた練習で成長できました。あと1週間前までキプロスの大会に出場していて、軽風のスピードが速くなったと思います」(藤田)

第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権 最終成績 9R終了
1 藤田 蒼士(B&G 兵庫ジュニア海洋クラブ・9年)20p
2 池田 航介(個人会員・9年)24p
3 鈴木 しおん(横浜ジュニアヨットクラブ・9年)46p ※女子1位
4 加原弦季(江の島ヨットクラブジュニア・7年)77p
5 藤田 翔伊(B&G 兵庫ジュニア海洋クラブ・6年)82p※小学生1位
6 本多 剛(海陽海洋クラブ・9年)97p

最終レースでは鮮やかなトップフィニッシュを決めた池田航介
女子優勝、総合3位を獲得した鈴木しおん。第6、7レースでは連続トップを獲得しました
大会4日目は江の島と富士山がくっきり見える絵葉書のような景色の中でおこなわれました
第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権 最終成績
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