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池田vs藤田、最終日対決へ!江の島オプティミスト全日本3日目

 11月26日、「第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権」3日目。朝から強い雨が降る江の島ヨットハーバーでは、雷雨注意報が伴ったために陸上待機となりました。午前中に雨雲は過ぎていきましたが、今度は風が弱くなり、選手たちはなかなか海に出ることができません。(BHM編集部)

雨+陸上風待ちで始まった大会3日目。風が大きく振れてレースキャンセルを2回繰り返し、1レースのみおこなわれました

 レースは午後2過ぎに南にまわった風で始まりました。しかし、大きく風が振れて1上マーク手前でキャンセル。再レースでも1上マークまでに風が大きく振れてキャンセルに。日没が近づくなか、南西にまわった風で3時45分に再スタートしました。

 大会3日目は大きなうねりが入るラフコンディションで1レースのみおこなわれました。これまで5レースが終わり、これまで最も悪い得点がカットされます。

 総合成績は、前日抜け出した1、2位の激しいバトルが繰り広げられています。第5レースでは池田航介が3位、藤田蒼士が1位を奪取。得点はわずか1点差で池田がリードしています。

 優勝争いは池田、藤田の2艇にしぼられたといって良いでしょう。大会最終日はスタート予定時刻を30分早め、9時25分に予告信号(最大4レース)となる予定です。

第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権 3日目成績 5R終了時
1 池田 航介(個人会員・9年)6p
2 藤田 蒼士(B&G 兵庫ジュニア海洋クラブ・9年)7p
3 鈴木 しおん(横浜ジュニアヨットクラブ・9年)28p ※女子1位
4 上野 僚介(江の島ヨットクラブジュニア・9年)33p
5 松永虎汰郎(江の島ヨットクラブジュニア・5年)33p
6 本多 剛(海陽海洋クラブ・9年)36p

長時間の風待ち。しびれを切らした選手たちは出艇OKの合図「D旗」が上がると、船を押して走り出し一斉に海へ出ました
海上は南からの大きなうねりが入ってきます。うねりの谷と山で風のアップダウンがあり、操船技術が問われる海面です
トップに立つ池田航介。明日の最終日は上位2艇の勝負となりそうです
2位の藤田蒼士。池田とともに中学3年のため、今回が最後のOP全日本となります
選手たちがハーバーに戻ると日が暮れました。江の島は冬を感じさせるライトアップイベントがおこなわれています
第54回全日本オプティミスト級セーリング選手権 3日目成績
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