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木村啓嗣〈MILANDA〉単独無寄港世界一周を一時中断

 11月12日、世界一周に向けて出港した木村啓嗣さん(23歳)は水力発電システムとオートパイロットの故障により帰港しました。修理に時間が掛かることから、再挑戦は2023年秋以降を予定しているとのことです。(BHM編集部)

木村啓嗣さんと〈MILANDA〉。世界一周を一時中断してホームポートへ戻りました。引き返すことは失敗でも終わりでもありません。挑戦には準備が大切です。十分な準備をして再挑戦することを楽しみにしています

木村啓嗣さんのコメント。※Instagramより
 この度2022年11月12日に出航式を執り行い、出航しました弊社プロジェクト「単独無寄港ヨット世界一周プロジェクト Go Around Re-Earth」ですが、出航後の断続的な荒天もあり水力発電システムをはじめ、自動操舵装置等の不具合が複数発生いたしました。

 今後航海を続けていく上で必要不可欠となる装置であることと、発生場所が日本近海ということもあり、引き返しの針路をとるという決断に至りました。11月21日に無事帰港(入国)作業を完了いたしました。

 航海の安全性を上げるために設定していた航路の通過スケジュールと復旧作業にかかる時間を鑑みると2022年の再スタートは難しく、2023年秋以降での再挑戦を予定して調整を進めることとなりましたのでご報告させていただきます。

 応援いただいております皆様方におかれましては、この度の出航でプロジェクト達成が出来ず、誠に申し訳ございませんでした。確実な達成に向けて改めて取り組んでまいりますので、引き続き応援の程よろしくお願い申し上げます。

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