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秋晴れの和歌山で盛大に開催!20回記念大会「島精機カップ」

 11月5日から6日にかけて和歌山の毎年の恒例行事となっている「島精機カップ」が開催されました。今回は20周年記念大会でもあり、多くの艇に参加いただき、和歌山の海と夜を堪能していただきました。(レポート/中村悠耶 和歌山県セーリング連盟、写真/山崎武敏)

和歌山で開催された島精機カップ。今年は20回記念大会で大いに盛り上がりました。写真はIRCクラス1、総合優勝の〈aoba〉(CLUB SWAN42)

 初日は、IRCクラス17艇に秋の関西ミドルボート選手権オープンクラス5艇も加わり22艇が参加し、上下コースでレースは進行しました。

 風はちょうど良い8から13ノットで、テンポ良く予定していた3レース全てを行うことができました。北西の風で非常にトリッキーなコンディションの中で、コース取りが非常に難しい海面でしたが、多くの艇が上手く風を掴み素晴らしい走りで、接戦が続き緊張感のあるレースとなりました。

 夕方からは3年振りとなるウェルカムパーティーが開催されました。例年はホテルで開催していましたが、今回は密になることを避け、黒潮市場オープンスペースでのバーベキューで大いに盛り上がりました。

 島精機カップの恒例行事「マグロの解体ショー」も行われ、十分に楽しんでいただけたのではないでしょうか。そして20周年記念として島社長から参加全艇にニット製品(ホールガーメント)がプレゼントされました。

 2日目は、和歌浦セーリングフェスティバルの艇も参加し59艇で約15マイルのディスタンスレースがスタートしました。コースと風向、風速がマッチし、誰もが走りやすいコンディションとなり全艇がレースを楽しみました。全体的に早いペースでレースが進行し昼過ぎには全艇がフィニッシュしました。

 今回は2日とも晴天で風に恵まれ、非常に良い大会となりました。表彰式では、島精機製作所の島社長から「これからも島精機カップを続けていきます。皆さんの参加が大会を支えています」と挨拶があり、来年の再会を約束して20周年記念大会が終わりました。来年も皆さんの参加をお待ちしております!

2日間とも快晴に恵まれ、風コンディションもよくIRCクラスはコースタルコースを含めて4レースおこなわれました
秋の関西ミドルボート選手権は〈GRAN desse〉(X35)が優勝
3年ぶりに開催されたパーティでは恒例のマグロ解体ショーが披露されました
島精機カップ IRC総合
島精機カップ IRCクラス1成績
島精機カップ IRCクラス2成績
島精機カップ 秋の関西ミドルボート IRC総合成績
島精機カップ 秋の関西ミドルボート オープン成績
島精機カップ フェスティバル総合成績
島精機カップ フェスティバル クラス1成績
島精機カップ フェスティバル クラス2成績
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