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風はどうなる? 琵琶湖で開幕、第87回全日本学生ヨット選手権

 11月2〜6日、滋賀県大津市柳が崎ヨットハーバーで「第87回全日本学生ヨット選手権」が開催されます。全日本インカレの琵琶湖開催は2012年以来10年ぶり。全国の予選を勝ち抜いた各クラス24校が琵琶湖に集結しています。大会初日は、主将会議および開会式が行われました。(文/長塚正一郎 バルクヘッドマガジン)

琵琶湖で10年ぶりとなる全日本インカレがはじまります。大会は6日まで

 1979年に470、スナイプ、総合で開催されるようになって以降、琵琶湖でのインカレ開催は7回を数えます。各大会の総合優勝校は、すべて琵琶湖勢。地元勢有利な海面であることが伺えます。このジンクスを他水域チームが破ることができるのか、今大会におけるひとつの注目ポイントです。

―過去の琵琶湖開催での総合優勝校―
1982年 立命館大
1987年 同志社大
1992年 同志社大
1996年 同志社大
2001年 京都産業大
2007年 京都産業大
2012年 同志社大
(出典:大会公式パンフレット)

 レース初日の明日は、9時25分に470級第1レースの予告信号、3レースが予定されています。今大会では、前回大会に引き続き3点スタート方式が採用されます。

 四方を陸地に囲まれ、振れ・強弱の大きな琵琶湖の湖面。これまでの大会では大量DNFのレースもあり、いかに無難にまとめられるかが重要になりそうです。気になる初日の天候は、高気圧に覆われて晴れの軽風予報。琵琶湖らしい、神経を使う軽風戦が予想されます。

※今年のバルクヘッドマガジンはInstagram ストーリーズで速報や映像をアップしていきます。琵琶湖で開催されている全日本インカレの海上の状況をいちはやく知りたい方はチェックしてくださいね。https://www.instagram.com/bulkhead.jp/

開会式がおこなわれた大津館(旧琵琶湖ホテル)
個性的な琵琶湖の風を攻略するため多くの学校が前入り。一番乗りの慶応大は19日入り
20年ぶりの出場となる愛媛大ヨット部。現在は部員も30名を超えチームに活気があります
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