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いい風吹いた!和歌山レーザー関西選手権2022レポート

 10月22、23日に和歌山県和歌浦で「2022年レーザー関西選手権」が開催されました。2日間共に終始7ノット前後の絶好のコンディションでレースを行うことができました。昨年は強風で苦しみましたが、今年はレーザーセーラーの日頃の行いの良さが出たレースとなりました。(レポート/中村悠耶・レーザー和歌浦フリート・和歌山県セーリング連盟、写真/部坂 仁・関西水域マネージャー )

和歌山で開催された2022年レーザー関西選手権。ラジアル/ILCA6、スタンダード/ILCA7、合計65艇が出場しました

 ILCA7が18艇、ILCA6が47艇参加してレースが進行していきました。ILCA7は、今年のワールドにも参加した津フリートの黒田選手を中心に若手の選手がフリートを引っ張ります。

 しかし、マスターズ選手も負けず劣らずの腕前で、非常に面白いレース展開になりました。運営している私たちも見ていて、面白く白熱したレースでした。

 ILCA6は、大阪北港フリートの丸田選手と蒲郡フリートの柿本選手と女子選手の熱い戦いが繰り広げられました。

 ですが、男子勢も負けていません。浜名湖フリートの出口選手(娘さんは420級で国内最強女子選手! 父親が速いから子供も速い⁉︎)、三国フリートの瀧川選手(石川県の名門羽咋工業高校の先生!)、そして忘れてはならないレジェンド津フリートの加藤会長と素晴らしいレースを繰り広げます。最終レースは加藤会長の2位フィニッシュと運営側も大いに盛り上がるレースとなりました。

 今回私は運営側としてレースを見させて頂きましたが、やはり見ているとレースに出たくなりました。機会があれば出たいと思います!

 閉会式で加藤会長が言われていましたが、レーザーは老若男女がハンディキャップなく戦うことができる素晴らしい種目です。今後も多くの方がレーザーに乗り続けてほしいと思います。

 和歌山では延期を重ねているワールドマスターズゲームズが2027年5月に開催されることに決まりました。それに向けて今後もレースを毎年開催していく予定です。皆さん、また和歌浦の海でレースを楽しみましょう!

期間中の和歌山は温かく、風にも恵まれて両クラスとも7レースおこなわれました
ラジアル優勝の丸田 杏(大阪北港)
スタンダード優勝の黒田浩渡(津)
2022年レーザー関西選手権 ラジアル成績
2022年レーザー関西選手権 スタンダード成績
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