9月17、18日、広島観音マリーナで「第38回全日本オプティミスト級チームレース選手権」が3年ぶりの開催となりました。全国から10チームが参加しました。（レポート・写真／広島県セーリング連盟 松尾英樹）

　1チーム4名で構成されるOPチームレースは、ルールの勉強やマーク際でのハンドリング向上にために、多くのチームがこのチームレースを練習のドリルとして取り入れています。

　国際大会での活躍も拍車を掛けて、チームレースの人気は高まっています。フリートレースでは必要のない「チームの為に自らを犠牲にする」。この精神がチームワークを高め、このレースの面白さを引き立てます。

　レースはラウンドロビンを重ね、決勝トーナメントのノックアウト方式で勝負をつけます。

　決勝に残ったのは、混成チームの「我ら四銃士」とナショナルチームで構成された「枕蒼士」です。

　決勝戦はフィニッシュライン上まで決着がもつれ、 選手たちのプロテストコールとアンパイアのホイッスルが至る所で 鳴り響きます。

　3レースノックアウトの結果、「枕蒼士」の勝利を示すフラッグが上がり、2022年のOPチームレースチャンピオンが決まりました。

　広島県セーリング連盟ではチームレースの普及の為に全国各地でクリニックを開催します。お問い合わせは、広島県セーリング連盟までご連絡ください。

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