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トルコ・エーゲ海で開幕。470欧州選手権に日本2チームが出場

 9月13〜18日までエーゲ海に面したトルコ・チェシメで「470ヨーロッパ選手権」が開催されます。2024年パリ五輪の正式種目470級は男女ミックスに変更され、男女チームが中心となる初めての欧州選手権となります。(BHM編集部)

トルコで開幕した470ヨーロッパ選手権。前週に3日間のトレーニングレガッタがおこなわれ高山/盛田(写真手前)が3位、吉田/木村は8位となりました

 エントリーは52艇。日本からは吉田 愛/木村直矢(CABC’S GROUP/ピアソンマリンジャパン)、髙山大智/盛田冬華(YAMAHA Sailing Team ‘Revs’)が出場します。

 この夏の日本470勢は各チームそれぞれ別にトレーニングしてきました。吉田/木村は唐津で開催された全日本選手権に出場し準優勝を獲得。同時期に岡田奎樹/吉岡美帆、髙山/盛田は、8月にオランダ・ハーグで開催されたプレワールドに出場していました。

 髙山/盛田はトルコへ移動。岡田/吉岡は日本に戻り、入れ替わりで夏の国内大会を終えた吉田/木村がチーム初の海外大会に出場します。

 日本チームの目標は、10月にイスラエルで開催される470世界選手権です。イスラエル・ワールドは本年度のピークとなる大会で、来年2023年の大舞台、オランダ・ハーグのセーリングワールドカップ(五輪種目合同世界選手権。パリ五輪の国別選考を兼ねる)の布石となる大会でもあります。

 このヨーロッパ選手権もワールド同様にヨーロッパのトップ選手が出場するハイレベルのレガッタです。本大会の上位選手は世界選手権でも同様にトップグループに入ることは間違いありません。

 つまり本大会はワールド同様に注目度が高く、470の世界勢力図を知るうってつけの大会といえるでしょう。大会序盤は強風の予報です。日本チームの活躍を期待します。

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