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グローブ40第3レグ。〈MILAI〉がオークランドへ向けて出港

 9月11日、ダブルハンドで世界一周レースに挑戦している〈MILAI〉(鈴木晶友/ルカ・ロセッティ)の「グローブ40」第3レグがスタートしました。第3レグはモーリシャスからニュージーランド・オークランドまで6900マイルを走るインド洋レグです。(BHM編集部)

モーリシャスをスタートした直後の鈴木晶友/ルカ・ロセッティ。第3レグはオークランドまで6900マイルの長丁場となります

 〈MILAI〉は6月11日にフランス・ロリアンを出港。スタート地のモロッコから大西洋上のカーボベルデ(第1レグ)へ向かい、さらに南氷洋から喜望峰をまわってモーリシャスへ(第2レグ)。第2レグではキールとエンジントラブルで緊急入港する場面もありましたが、モーリシャスで徹底的な修理をおこない、再びスタートラインに立ちました。

鈴木晶友 コメント
「グローブ40第3レグは6900マイル、30〜35日間の長いセーリングになる予定です。パートナーのルカは2019年に共にミニトランザットを走った同志です。第2レグではキールやエンジンにトラブルがあり、モーリシャスでは修理の日々に追われてきましたが、なんとかスタートに間に合うことができました。モーリシャスの現地の方々、そしてフランスや日本からサポートしてくたチームメイトのおかげで第3レグのスタートラインに立つことができます。応援してくださる皆さんの想いと共に、オークランドまで安全にそして速く!MILAI号と共に走りたいと思います!」

ルカ・ロセッティ コメント
「私にとって本当に新しい経験で! 初めてのclass40のレース、 初めてのルーイン岬(オーストラリア)通過、初めての南半球、 初めてのインド洋です。始まるのが待ちきれません。また、マサと一緒なら最高のレースになると確信しています。MILAIの皆さん、どうもありがとうございます。安全に速く頑張ります」

モーリシャスを出港するチームMILAI。MILAIは鈴木晶友を艇長(全レグ乗艇)に、数名が乗り代わって世界一周を目指します
スタート直後の艇団。全5艇がオーストラリア、ニュージーランドへ向けてインド洋を走ります
グローブ40は世界8カ所の港に寄りながら約9カ月をかけて世界一周するヨットレースです。最終地のフランス・ロリアンへ戻るのは2023年3月頃です

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ダブルハンド世界一周レース「グローブ40」日程
プロローグ 大西洋 966マイル
 6月11日 フランス・ロリアン〜6月17日 モロッコ到着
第1レグ 大西洋 1884マイル
 6月26日 モロッコ・スタート〜7月5日頃 カーボベルデ到着
第2レグ 大西洋〜喜望峰〜インド洋 7725マイル
 7月17日 カーボベルデ・スタート〜8月18日頃 モーリシャス到着

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第3レグ インド洋 6923マイル
 9月11日 モーリシャス・スタート〜10月6日頃 オークランド到着
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第4レグ 南太平洋 2710マイル
 10月27日 オークランド・スタート〜11月8日頃 タヒチ到着
第5レグ 南太平洋 5062マイル
 11月26日 タヒチ・スタート〜12月15日頃 アルゼンチン・ウシュアイア到着
第6レグ 南大西洋 3595マイル
 2023年1月5日 アルゼンチン・ウシュアイア・スタート〜1月21日頃 ブラジル・レシフェ到着
第7レグ 大西洋 2150マイル
 2月6日 ブラジル・レシフェ・スタート〜2月14日頃 グレナダ到着
第8レグ 大西洋 3366マイル
 2月26日 グレナダ・スタート〜3月13日頃 ロリアン到着
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