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個人戦の聖地・蒲郡で開幕。2022年全日本学生ヨット個人選手権

 9月2日、蒲郡で開幕した「全日本学生ヨット個人選手権」初日は大きく風が変化する微風で1レース実施。その後、大雨が降りハーバーバックする場面もありましたが、のちに15ノットの風で2レースおこなわれました。(BHM編集部)

今年も蒲郡で開幕した全日本学生ヨット個人選手権。大会初日は目まぐるしく天気が変わるコンディションで3レースおこなわれました

 合計3レースが終わり、初日470級でトップに立ったのは早稲田大の2チームです。石川和歩(2年)/田中丸 武(3年)、倉橋 直暉(4年)/松山大祐(1年)/高田 澪(2年)が同点で首位に。

 スナイプ級は前週に福岡で開催されたスナイプ全日本選手権でも大暴れした同志社大が好調で、首位に内貴航路朗(3年)/秋田一樹(2年)、3位に西尾将輝(2年)/川内俊亮(2年)。また、2位には個人戦6連覇を狙う早稲田大の桔川翔太郎(1年)/大野誠真(2年)/鶴岡由梨奈(4年)がつけています。

 同時開催されている「全日本学生シングルハンドレガッタ」は7艇がエントリー。初日は2レースおこなわれ、東海大海洋学部の中尾吏玖(1年)がトップに立ちました。

 全日本インカレ個人戦は9月4日まで合計8レース(※成績は6レース以上成立で最も成績の悪い1レース分の得点が除外される)が予定されています。

雨雲が通り過ぎた直後の豊田自動織機 海陽ヨットハーバー。遠くの陸地に雷が落ちるのが見えました
午前中は一時陸上待機、そよ風が入ってきて出艇しましたが、初日前半戦は風がなかなか安定しません
同志社大の内貴航路朗/秋田一樹。前週の全日本スナイプでは7位(学生成績1位)を獲得しました
470級の同点トップは石川/田中丸。先輩でもある倉橋艇を追います
海陽ヨットハーバーにはノースセールや一点鐘などのショップが立ち並びます。一点鐘ではヘリーハンセン・ウエットスーツの試用イベントもおこなわれています
2022全日本インカレ個人戦 初日 470成績
2022全日本インカレ個人戦 初日スナイプ成績
全日本学生シングルハンドレガッタ 初日成績
【スピードコンテスト】個人成績のみならずスピードコンテストでもトップに立った倉橋/松山/高田(早稲田大)。倉橋選手は2020年スピードコンテストで2位を獲得した経歴があります。スナイプ級は同志社大、シングルハンドは愛知工科大が暫定1位です
2022スピードコンテスト初日 暫定上位成績
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