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和歌山テーザーミッドサマーレガッタ。三輪・山田組が初優勝!

 8月20日、21日、和歌山県・和歌山セーリングセンターで「テーザーミッドサマーレガッタ」が開催されました。全5艇が出場し、微風からオーバーパワーまで幅広いコンディションで計5レースを実施しました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)

和歌山で2日間開催されたミッドサマーレガッタ

 初日は8〜10ノットの西風が入り、順調に4レースを実施。3レース目は3回のアップレグを含むロングコースとなり、レース時間は約70分。それでも最後まで5艇が絡む僅差での戦いとなりました。

 初日終了後には3年ぶりとなるレセプションを開催。感染対策をとりながら、レースを振り返ったり、近況を報告しあったりと楽しい時間を過ごしました。

 2日は早朝から雷が接近し、しばらく陸上待機。その後、天気は急回復し、暑さと微風のなか1レースを実施しました。総合優勝は三輪/山田(大阪北港)。5レース中3レースでトップを収めました。

 2位は石川光輝/中林正任(大阪北港)、3位は長 義晴/南屋恵美子(芦屋F)となりました。Mクラス優勝は長/南屋、GMクラス優勝は石川/中林。SGMクラス優勝は岡本憲二/岡本かほる(芦屋F)でした。

コロナで取りやめていてたレセプションを3年ぶりに開催しました
優勝の三輪/山田(大阪北港)

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◎山田選手の優勝コメント

 大学の時に誘いを受けて踏み入れたテーザーの世界。早くも3年がたちましたが、今回初めて優勝することができました。三輪さんも公式レースで初めての優勝ということで、ペアとして非常に嬉しく感じています。

 5艇と艇数は少なかったもののレース内容は濃く、スタートからフィニッシュまで緊張感のあるレース展開となりました。特に、石川艇と接戦となった第4レースが強く記憶に残っています。アップレグで抜かれるもダウンレグで巻き返し、最後の流し込みでの上り合いまで落ち着いて対応することで、なんとか1位でフィニッシュできました。

 本レースに限らずですが、テーザー乗りの方々は真摯に譲りつつも、攻める場面では積極的に仕掛けます。それが「真剣だから楽しいレース」につながっていると思います。今回はレセプションも実施され、BBQを囲みながら人生の先輩方からいろいろな話を聞かせていただき、楽しい時間を過ごせました。改めて、アフターレースで大人づきあいできるのもテーザークラスの魅力だと感じました。

 今回のレースでテーザーの楽しさを再認識したとともに、こんなに楽しいヨット競技に出会えて良かったと感じました。まだヨットに乗ったことがない方、学生を卒業してヨットの世界から離れてしまった方、テーザーという艇種は装備がシンプルで、軽量なためヨットの魅力を感じるのにぴったりです。少しでも興味を持ったら、気軽に最寄りのフリートに立寄ってみてください。一緒にテーザークラスを盛り上げていきましょう!

 最後に、レースを開催していただいたテーザー協会の皆様、運営していただいた和歌山セーリングセンターの皆様に感謝したいと思います。いいレースを開催してくださり、ありがとうございました!
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 次回は9月に千葉県・稲毛ヨットハーバーでオータムレガッタが開催予定です。まだまだシーズンですので奮ってご参加ください。

 また、2022年のテーザー級世界選手権は、2022年9月16日~24日アメリカ西海岸シアトル・シルショールベイ、シアトルヨットクラブで開催されます。

2022テーザーミッドサマーレガッタ成績
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