3年ぶりに復活!いい風吹いた猪苗代湖レーザー東北選手権
6月11日、12日、福島県猪苗代町翁島(おきなじま)マリーナで「2022レーザー東北選手権大会」が開催されました。2019年開催以来3年ぶりのレースであり、これまでと異なる新しい会場や、選手運営ともどもの高齢化など(?)不安要素を抱えたまま始まったレガッタでしたがいかに?(レポート・写真提供/猪苗代フリート 岩渕太一)
【1日目】
初日は南向きのそよ風から始まりました。鏡のような水面でまさに「天鏡湖(てんきょうこ:猪苗代湖の別名)」。磐梯山がよく見えます。しかし、次第に安定した風が入り、風待ちもなく予定通り3レースすることができました。
【2日目】
2日目は天候が心配されましたが、雷雲は無事に逸れてD旗掲揚。昨日とは打って変わって力強い西風です。ハーバーが湖の西岸寄りなので、平水面で振れの多い風でした。おかげさまで、キレイな湖水でしっかりと船を洗うことができた方々がちらほら……(笑)。順調な運営で予定通り3レースおこなわれました。
不安要素などなんのその、終わってみればそよ風からフルハイクまでバラエティに富んだ6レースを滞りなく実施することができました。運営の皆様に多大なる感謝を申し上げます。
コロナ禍の懸念からレセプションは開催できなかったものの、賞品のお米や食べ放題のさくらんぼなど、選手の皆様には福島の「おいしさ」も感じていただけたと思います。
コロナ禍で難しい2年間が続きましたが、今回の大会では、「レースって、いいな!」と全員が再認識できた機会となったのではないでしょうか。
来年度も無事に開催できることを祈りつつ、その折には6月の猪苗代湖の水はとても冷たいので(笑)、あたたかい格好も忘れずにぜひおいでくださいませ。
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