Loading

吉田・木村組が優勝!関東470選手権予選レース・レポート

 5月21、22日、相模湾で「関東470選手権予選レース兼 関東実業団ヨット選手権」が開催されました。2日間で5レースおこなわれ、関東470予選、関東実業団選手権ともに吉田愛/木村直矢(CABC’S GROUP/ピアソンマリンジャパン)が優勝を飾りました。(レポート/関東470協会)

相模湾で開催された関東470選手権予選レース。成績上位40位までの選手は6月25、26日に開催される関東470選手権の出場権利を獲得しました

 本大会の参加艇数は72艇です。昨年度は新型コロナウイルスや東京オリンピックの影響で中止となったため2年ぶりの開催となりました。去年まで参加がなかった医学部や同好会、実業団チーム7艇の参加があり、少しずつ活気を取り戻してきました。学生時代に470級に乗っていた人が、卒業後も乗れる環境があるといいですね。

5月21日
 朝から小雨の降り続く中、次第に風も落ち、風待ちからのスタートとなりました。11時頃には雨も上がり、徐々に風向が南に変わって12時頃に風向、風速が安定。12時25分に第1レースをスタートしました。その後も165度前後の風がコンスタントに入り3レース実施しました。

5月22日
 朝から肌寒い北風で定刻開始となりました。徐々に風速が落ち東へシフトする風の中、4レース目はO旗を掲揚してスタート。2レース実施しました。

 全体を通して、72艇のビックフリートでスタートのポジション取りで苦戦している選手が多数見られました。スタート・ポジションでその後の順位に大きく影響していたと思います。

 今大会は予選大会ということもあり、タイムリミットを12分伸ばしましたが多くの艇がタイムリミットになりました。その原因としてマークと自艇の位置を理解せず、オーバーセールでアプローチしてしまい、無駄な距離を走っていることが考えられます。特に軽風戦では風の振れとレイラインを意識し、エンドに広がらないような戦略を立てることが必要です。

 今大会はTracTracトラッキングを導入しています。自艇だけでなく、今大会上位を走った選手のコース取りを振り返り、スキルアップにつなげて下さい。   

関東470予選、実業団選手権のダブル優勝を決めた吉田 愛/木村直矢

 本大会の上位 40 チームに関東470 選手権(6月25、26日)の参加資格が与えられます。※ただし、2021 年の全日本470選手権に出場したスキッパー、関東学生ヨット連盟で関東470選手権に推薦されたスキッパーは除く。

 2022年関東470選手権参加資格枠の詳細については、大会HPをご確認ください。参加資格を獲得した選手につきましては、後日、弊協会サイトで発表致します。

 同時開催となった2022年度関東実業団ヨット選手権大会についても、上位 8 チームを 2022 年全日本実業団ヨット選手権大会(9月23〜25日 広島観音マリーナ)への関東水域代表チームとして推薦します。

 今回参加資格を獲得することができなかった選手は、7月30日、31日に第4回関東470協会フリートレースを予定していますので参加をお待ちしています。

関東470選手権予選レース兼 関東実業団ヨット選手権 最終成績
CATEGORY:  COLLEGEDINGHYINSHORENEWSOLYMPIC