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日本、山あり谷あり。フランス・オリンピックウィーク2日目

 4月26日、フランス・イエールで開催されている「第53回フランス・オリンピックウィーク」2日目の成績です。大会2日目は午前中風が弱く海上待機。その後、風が徐々に上がり、17〜19ノットの絶好のコンディションとなりました。(BHM編集部)

初日より風が落ちましたが午後になり風が上がってきました。第3レースで髙山/盛田が会心のスタート、と思いきやリコールでした

 日本勢ではILCA6の冨部柚三子が第3レースで会心の3位フィニッシュ。第4レースもその調子を維持して12位で終え、総合順位を22位まで上げました。

 また470級の岡田奎樹/吉岡美帆は追い上げ型のレース展開もあり6-4位で総合14位へ。髙山大智/盛田冬華は第3レースでリコールによる失格が入り26位へ後退しました。

 本大会では明日27日までが予選で、28、29日に上位下位グループに分けられ、30日最終日にはメダルレースが予定されています。

大会2日目は子どもデーでした。大型バス2台から子どもたちが降りてきてハーバーを見学。海に出て選手たちを応援していました
子どもの見学はヨットレースを見るだけではありません。ハーバーではヨットが動く仕組みや海洋ゴミについて遊びながら学ぶイベントがおこなわれていました。天気もよくて楽しそう。日本でもぜひ参考にしたいイベントです
第3レースで3位フィニッシュを決めた冨部柚三子
iQFOiL男子に唯一人出場する穴見知典
プリンセスソフィア杯からイエールへ転戦してきた田中美紗樹/永松瀬羅。長期遠征になりますが、練習の成果は着実に出ています
ロンドン五輪470金メダル、リオ五輪銀メダルのジョー・アレ(NZL)が49erFXで復帰。アレは東京五輪までは同国のスキフコーチ、ユースコーチを担当していました。モリー・ミーチと組んでパリを目指します。
フォーミュラーカイトはハーバーから離れた砂浜出艇で岸寄りの海面で淡々とレースが進んでいます。大会2日目までに10レースを終えました。編集長はまだカイトの特長を把握していないので、撮影ポジション取りに緊張します

◎第53回フランス・オリンピックウィーク 2日目成績
男女混合470級/51艇 4R終了時
14 岡田奎樹/吉岡美帆 17.0p (14)-7-6-4
26 高山大智/盛田冬華 35.0p 4-11-(UFD)-20

女子49erFX級/38艇 6R終了時
25 田中美紗樹/永松瀬羅 66.0p (18)-17-2-10-11-8

女子ILCA6級/65艇 4R終了時
22 冨部柚三子 80.0p (41)-38-3-12

男子ILCA7級/129艇 4R終了時
76 瀬川和正 47.0p (26)-21-24-22

男子iQFOiL級/57艇 10R終了時
43 穴見知典 306.0p 40-(47)-36-36-37-40-41-(DNC)-42-34

女子iQFOiL級/32艇 10R終了時
24 新嶋莉奈 178.0p 24-22-(30)-19-22-25-24-20-22-(26)
26 大西富士子 201.0p 26-25-24-22-23-27-(30)-(28)-27-27
31 山辺美希 233p 30-(31)-29-27-24-(31)-31-31-31-30

※日本選手出場なし
男女混合Nacra17級/32艇
男子49級/61艇
男子フォーミュラカイト/68艇
女子フォーミュラカイト/42艇

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