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新入部員も出場。第3回関東470協会フリートレース・レポート

 4月23、24日に「第3回関東470協会フリートレース」が開催されました。先週は台風1号の影響から荒天が予想されたこと、学連所属の多くの大学が新勧や定期戦が開催されることから、たくさんの選手に参加して欲しいと思い、一週間延期して開催しました。(レポート/関東470協会)

優勝の吉田/木村(CABC’S GROUP/ピアソンマリンジャパン)、小柳/福田(日本大)

 今大会には新たに入部した1年生や医学部の学生も参加しており、前回大会とは異なる顔ぶれのレースとなり、今後控えている大会に向けて各大学が練習を積んでいる様子が伺えました。

4月23日(土)2レース実施
 朝から気温も高く、陸風が弱く残り風向が安定しない海面だったため午前中は風待ち。その後南風がそよそよと入り、180度~210度の風向の中で2レースを実施しました。

4月24日(日)3レース実施
 朝から陸風の15度前後の風が入り、定刻でスタートをしました。雨雲に合わせて徐々に東へシフトし、風の強弱もあったことから、船のバランスに気を配りながら風のシフトや強弱に合わせてプラスを走ることが難しい1日でした。

 2日間を通して4〜11ノットのレースとなり相模湾特有のシフトや潮に悩まされた選手も多かったのでないでしょうか。その中で、吉田/木村組(CABC’S GROUP/ピアソンマリンジャパン)が安定した走りで優勝しました。

  続いて2年連続ポイントランキング1位の小柳/福田組(日本大学)が2位となりました。

 全体を通して、スタートラインに対して積極的に前へ出ようとする選手も多く、ブラック旗の使用をするレースもありました。自身のスタートしたい位置に対してどのように船を持っていくかイメージができていないため、ただ流され前に出て行っているような艇が多かったです。

 まずはスタート前にラインを流しスタートラインを確認する、走り出しはどのタイミングか?どこからスタートしたいか? など、ペアで話をしながらレース前のルーティンを身に着けてほしいです。

 またクラスルールを守れていない艇も見受けられ、セールナンバーとスピンのナンバーの相違が目立ちました。大会参加するにあたって、ルールブックに記載のある事項を遵守することはもちろん、470クラスルールも守り、参加をお願いします。

 次回大会は、関東470選手権となります!
・関東470選手権予選(5月21、22日)
・関東470選手権(6月25、26日)

 公示は近日公開予定でトラッキングを全艇搭載しておこなわれます。関東学連に所属する学生は春インカレの結果によって予選レースの免除もありますので、今後の案内を確認ください。もちろん他水域からの参加もお待ちしております。

 今年の全日本470選手権は佐賀県唐津市で8月に行われます。関東470協会は全日本参加支援として共同輸送・補助金・スピン贈呈※を実施いたします。
※対象者はポイントランキングでの順位やレポート作成によって決定されます。

2022年第3回関東470協会フリートレース成績
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