琵琶湖最大級のヨットレース、第38回同志社ウィーク開幕
3月19日、琵琶湖・滋賀県大津市柳が崎ヨットハーバーで「第38回同志社ウィーク」が開幕しました。この大会にスナイプ84艇、470級60艇が出場。新型コロナウィルスの影響で2回連続で開催できなかったため、今年は3年ぶりの開催となります。(BHM編集部)
1982年から続く同志社ウィークの特長は、企画から運営準備までをすべて同志社大ヨット部を引退した卒業間近の4年生がおこなうということです。レース運営には卒業生をはじめ多くの方が手伝っていますが、大会をオーガナイズするのは11名の4年生です。
また、トップセーラーが招待出場して、一緒にレースしたり、ハーバーで交流できるのもこの大会の特長です。今回は、白石潤一郎、吉田 愛、市野直毅、吉岡美帆、岡田奎樹の各選手が出場し、初日夜にはオンライン講習会を実施しました。
もうひとつのトピックは、今年の全日本学生ヨット選手権が琵琶湖・柳が崎で開催されるということです。このため、近畿北陸、関西水域の大学だけでなく、全日本インカレの準備として、東北学院大、慶應大、中央大、立教大、広島大などが遠征。このため例年よりも多くの選手が出場しています。
大会初日は不安定なコンディションで両クラス1レースおこなわれました。南西〜西方面から吹くいわゆる「比叡山越えの風」がしっかり入ってきません。左右からの風が入り乱れ、風の強弱、振れの激しいコンディションとなり、第2レースがスタートしたものの途中で大きく風が振れてノーレースに。 2日目の風に期待しましょう。同志社ウィークは21日まで開催されます。