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ワスプ世界大会出場選手も決定!セールGPフォイリングキャンプ

 2月18〜20日、ジャパン・セールGPチームの次世代育成プログラム『フォイリングキャンプ』が神奈川県三浦郡葉山町沖で開催されました。(レポート・写真提供/ジャパン・セールGP)

15名の選手が参加したフォイリングキャンプ

 フォイリングキャンプとは、日本国内におけるセーリングのレベル向上を基本理念に、才能豊かな選手の発掘と育成、日本からセーリングで世界へ挑戦する選手たちの架け橋となり、セールGPやさまざまなプロフェッショナルへの道を築くことを目的としています。

 6回目をむかえる今回のフォイリングキャンプでは、3月26、27日(現地時間)セールGPシーズン2最終戦サンフランシスコ大会で同時開催されるワスプ級の世界大会『インスパイア x ワスプ・グランドファイナル』に出場するU21の日本代表選手(男女各1名)と、来シーズンから『ウィメンズ・パスウェイ・プログラム(以下WPP)』の選手として日本チームに参加するの女性アスリート1名の選考が行われました。

 3日間ともコンディションに恵まれた海上では、トレーニングから始まり、ショートコースのレースを25レース実施するなど選考会に相応しい充実したキャンプとなりました。

 ほとんどがフォイリング艇の経験を持つ15名の参加選手(14歳〜25歳/男子12名、女子3名)は、レベルの高いレースで自分のパフォーマンスを存分に発揮。

 また、日本フォイリング艇の第一人者である後藤浩紀氏、オリンピック、アメリカズカップ、セールGPの出場経験を持つ吉田雄悟氏をはじめとした優秀なコーチ陣とサポートのおかげで各選手の効果的で、著しいスキルアップも実現できました。

 さらに、陸上では英語によるインタビューや、体力測定も行われ、普段の行動や、コミュニケーション能力など、セーリング以外のパフォーマンスも選考対象となりました。

 3日間のキャンプを終え、コーチ陣、スタッフによりる厳正な審査の結果、ジャパン・セールGPチームは、インスパイア x ワスプ・グランドファイナルへ出場する日本代表選手を、男子は嶋倉照晃選手(17歳)女子は後藤凛子 選手(16歳)に決定いたしました。両選手は、3月22日に現地入りしトレーニングを開始、3月25〜27日の本戦に挑みます。

 また、WPPのアスリートには、山崎アンナ選手が選ばれました。山崎選手は2022年5月、セールGPシーズン3の開幕戦バミューダ大会から日本チームに合流します。

6艇のワスプ級を使用しで25レースを実施しました
後藤コーチによるレクチャー
後藤凛子選手 (16歳) 2021年29er級全日本チャンピオン
JSAFホープ育成プログラム選手
嶋倉照晃 (17歳) 2017年オプティミスト級全日本チャンピオン
2020年ユース世界選手権ILCA6 級9位
山崎アンナ選手(22歳) 東京オリンピック2020/49erFX級18位

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