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継続は力なり!関口/上松初優勝、テーザーウィンターレガッタ

 12月12日、愛知県蒲郡市・豊田自動織機 海陽ヨットハーバーで「2021年テーザーウィンターレガッタ」が開催されました。全5艇が出場し、南西4~6ノットの風のコンディションで2レースを実施しました。今回、愛知県ヨット連盟主催のAYFプラクティス・シリーズ1他、共催で行われました。(レポート・写真提供/日本テーザー協会)

ディンギー、クルーザーに乗るマルチセーラー、関口・上松組が優勝しました。おめでとう!

 出場艇5艇という例年よりこじんまりした大会となったウィンターレガッタ。とはいえ、葉山・江ノ島・琵琶湖・大阪北港・芦屋と全国からレース&遠征好きが集まりました。

 無風の朝、1時間弱の風待ち後、出艇するも風が安定せず一旦ハーバーバック。ようやく、ある程度風が安定してAPが降下された時は、もう13時になろうという状況で、単日開催レガッタのため、14:30以降の予告信号はなく、レガッタ成立のため2レース以上必要です。

 1レース目は南西風4ノットで途中風がなくなるかとヒヤヒヤしながら、トップは石川櫻/石川光輝(大阪北港F)、2位は関口真秀/上松慮生(江ノ島F)、3位は植田泰平/ 植田典子(芦屋F)、何とか全艇がトップ艇から5分以内にフィニッシュしました。

 第2レースは北西6ノットと風向も大きく変わる中、さすがの愛知県連盟の運営チーム迅速なマーク打ち替え・アウター設置から、タイムリミット14:30に予告信号が上がります。

 振れもある中、2レース目がオールクリアでスタートし、トップは関口/上松、2位は植田/植田、3位は石川/石川となりました。総合優勝は関口/上松、2位は石川/石川と女子ヘルムが上位を飾り、3位は植田/植田となり、激戦区のGMクラス優勝は植田/植田となりました。

 優勝したヘルムの関口選手は「テーザーでレースを始めて24年、ヘルムを取り始めて13年、初めて公式レースでの優勝となりました。自分のモットーは「継続は力なり」ですが、まさにそれが実りました。大人になってからヨットを始めて、学生時代から乗っている方々になかなか追いつけずにいましたが、初めて皆さんの前を走ることが出来て、とても嬉しいです。チームを組んで8年、いつも素敵なコースを引いてくれるクルー様にも感謝です」とコメント。

 愛知県ヨット連盟の皆さまの執念の素晴らしい運営のおかげでレガッタ成立となり本当にありがとうございました。今年度のテーザー公式戦はこれが最後となり、次は来年春のスプリングレガッタを神奈川県葉山で予定しています。テーザークラスは熱いレース&楽しい遠征をお約束します。我こそは楽しみたい!という方のご連絡をお待ちしています。

蒲郡で開催されたテーザー・ミッドウインター。入賞者、参加選手一同
テーザー・ウインターレガッタ2021 最終成績
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