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アリンギ・レッドブル・レーシングがアメリカズカップ参戦を発表

 12月14日、アリンギ・レッドブル・レーシングが第37回アメリカズカップの参戦を発表しました。スイスを拠点とするアリンギがアメリカズカップに復帰するのは11年ぶりで、レッドブル・レーシングとタッグを組んでカップ奪還に挑戦します。(BHM編集部)

スイス・ジュネーブでアメリカズカップ参戦を発表したアリンギの創設者のエルネスト・ベルタレッリ(右)と、オーストリアの五輪金メダリスト、ハンス・ピーター・シュタイナッハー(レッドブル・レーシング)

 アリンギ(ソシエテ・ノーティック・ド・ジュネーブ)は、2003年にニュージーランドからアメリカズカップを勝ち取り、2007年に防衛成功。2010年にBMWオラクルレーシング(ゴールデンゲート・ヨットクラブ)に敗れてから11年間アメリカズカップから離れていました。

 今回は、GC32レーシングツアーやエクストリームレーシングシリーズでライバルとして戦ってきたレッドブル・レーシングと組んでアメリカズカップに挑みます。

 アリンギでスキッパー、タクティシャンをつとめてきたブラッド・バタワースは、「わたしは、これまでアリンギに20年間在籍してきました。レッドブルとの新しい挑戦に参加することは非常にエキサイティングです。アメリカズカップは、戦略と戦術に優れた者が勝利する水上のテクノロジーレースです。レッドブルは、F1や他の多くのスポーツで何度もそのことを実証してきました」とコメント。

 セーリングチームの主要メンバーは発表されていませんが、セーラーは100%のスイス国籍であることが条件となります。

 2024年に開催予定の第37回アメリカズカップは、2021年12月からエントリーがはじまり、防衛者エミレーツ・チームニュージーランド(NZL)、挑戦者代表のイネオス・ブリタニア(GBR)、そしてアリンギ・レッドブル・レーシング(SUI)の3チームが正式参加を表明しています。

記者会見にはF1チーム、レッドブル・レーシングの代表をつとめるクリスチャン・ホーナーもビデオで出席しました
アメリカズカップ勝敗の歴史
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