第86回全日本学生ヨット選手権初日は日本大、慶應大がリード
11月4日、愛知県蒲郡・豊田自動織機 海陽ヨットハーバーで「第86回全日本学生ヨット選手権」が開幕しました。前週の個人戦から続き、本日から4日間、団体戦がおこなわれます。全国水域予選を勝ち抜いた470級24校、スナイプ級24校が、クラス別優勝、総合優勝を掛けて戦います。(BHM編集部)
大会初日は北西の軽風で3レース実施されました。レース海面はブローの強弱があり、風の振れが入るトリッキーなコンディションです。470級で圧倒的なパワーを見せたのは前評判の高い日本大です。初日3レース/3艇の合計得点を67点におさえる爆発ぶりで単独首位に立ちました。
上位校が安定した成績を残す中、優勝候補の慶應大が第2レースで失格、同志社大が2艇がUFD。厳しい初日となりました。また、前週の個人戦でも好調さが際立った中央大が3位につけています。
スナイプ級は慶應大と早稲田大が激戦を繰り広げています。初日が終わってその差1点。個人戦ワンツースリーの早稲田大の実績は周知の通りですが、慶應スナイプの実力も折り紙付き。明日以降の戦いに注目が集まります。
総合成績は早稲田大がリード。実に固い戦い方で、成績を崩さない王道パターンを実行しているという印象です。総合は日本大、慶應大と続いています。
大会2日目も10時予告信号、3レースおこなわれる予定です。レースの様子は、トラッキングシステム(TracTrac)でリアルタイム更新されます。
第86回全日本学生ヨット選手権 初日成績
470級 3R終了時
1 日本大 66p
2 早稲田大 96p
3 中央大 162p
4 関西学院大 170p
5 慶應大 1 91p
6 同志社 244p
7 近畿大 271p
8 立命館大 280p
スナイプ 3R終了時
1 慶應大 110p
2 早稲田大 111p
3 福岡大 156p
4 同志社大 163p
5 日本大 186p
6 明治大 196p
7 京都大 202
8 明海大 209p
総合
1 早稲田大207p
2 日本大252p
3 慶應大301p
4 同志社大 407p
5 中央大 457p
- 第86回 全日本学生ヨット選手権(公式)https://www.ayf.jp/race/11560
- 全日本学生ヨット選手権トラッキングhttps://www.tractrac.com/event-page/event_20210903_Intercolle/2137
- バルクヘッドマガジン・フォトギャラリーhttps://junhirai.photoshelter.com/gallery-collection/2021/C0000L4y38GcczMs