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蒲郡で開幕!軽風シリーズか? 全日本インカレ個人戦初日

 10月30日、愛知県蒲郡・豊田自動織機 海陽ヨットハーバーで「2021年度全日本学生ヨット個人選手権 兼 2021年全日本シングルハンドレガッタ」が開幕しました。出場するのは水域予選を突破した47054艇、スナイプ54艇、レーザーラジアル13艇です。(BHM編集部)

スナイプ第1レースで艇団を従えて走る長谷川真大/白田 敦也(同志社大)

 今年の全日本インカレ個人戦は、同地で9月に予定されていましたが、緊急事態宣言により大会を延期。日程を変更して開催されるに至りました。また、個人戦の翌週には、全日本インカレ団体戦(11月4〜7日)があり、連続して開催されることになります。

 個人戦、団体戦を二週に渡って開催する試みは、近年では例のないことですが、メリットもあります。各大学の遠征費、艇の運搬費が削減されることは大きな利点といえるでしょう。

 選手の気持ちはさまざまで、緊張感という意味では、個人戦をプレ団体戦で捉え、やわらいでいる印象です。いずれにしても、次週に開催される団体戦の行方を占う重要な大会になることに間違いありません。

 大会初日は、前日までの練習で吹いていた強風はピタリとやんでしまい、軽風でできるかどうかのコンディションです。朝に吹いていた北東風は気温の上昇とともに南西へ振れて、5ノット前後の風で第1レースが始まりました。

 風は徐々に弱くなる展開で、第2レースが始まるとさらに弱くなり、レースは途中でキャンセルされました。その後、風に変化なく、全日本インカレ個人戦初日は1レースで終わりました。

 明日も風の弱い予報が出ていて、今大会はライトウインドシリーズになりそうです。大会は11月1日まで開催されます。

左右に大きくフリートが分かれた470第1レース。左集団から飛び出した西村宗至朗/新井健伸がトップフィニッシュ
13艇のエントリーでおこなわれるシングルハンド(レーザーラジアル)
上マーク回航後は大混戦です(ライトブルーは関西学院大、ブルーは同志社大)。レースの様子はトラッキングデータ(下記リンク)で確認できます
海陽ヨットハーバーには一点鐘をはじめ、ウエア、ヨットギアのショップが並んでいます
風予報によれば、大会期間中は弱い風が続き、きびしいレガッタになりそうです。レース成立するためには3レース完了しなければなりません
全日本インカレ個人戦 470成績 1R終了時
全日本インカレ個人戦 スナイプ成績 1R終了時
シングルハンド成績 1R終了時
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