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緊急事態宣言により秋のヨットレースが中止・延期に

 8月31日、東京五輪に始まった2021年の夏も終わりに近づいています。残念ながら、今年も制限の多い夏になってしまいました。新型コロナウイルス感染症の広がりにより12都道府県で緊急事態宣言が出され、スポーツイベントは軒並み延期・中止になっています。(BHM編集部)

インターハイを最後に全日本選手権の開催の延期、中止が続いています。秋の大会は無事に開催できるのでしょうか

 三重国体、とちぎプレ国体(稲毛)、逗子レガッタ、初島ダブルハンドヨットレース、全日本OPチームレースは中止に。スナイプ全日本、全日本インカレ個人戦、ドラゴン全日本、OP西日本選手権などは延期されることにっています。

 学校では部活動の禁止、一部の公共ハーバーでも一時閉鎖するなどの措置もあるようで、陽性者・重傷者の数もしかり、前回の緊急事態宣言とは規模の違いを感じます。編集部が独自に取ったアンケートによると、学生ヨット部員の約35%が「海上練習ができない」でいるとのことでした。

編集部によるTwitterアンケート。全国の学生211名が協力してくれました

 緊急事態宣言がいつあけるのか確実ではないため、変更日程を立てにくいのが現状です。セーリングできなければ、海から離れてしまうセーラーが多くなるのではないかと危惧しています。選手権大会は選手たちの目標であり、モチベーションのひとつです。秋の大会は、コロナがおさまり、なんとか開催できることを祈ります。

バルクヘッドマガジンが自宅でできるセーリング・レベルアップ方法を考えてみました。ヨットレースゲームのバーチャルレガッタをつかったコーストレーニングです。空からの視点でレースをすることで、全体図や艇体関係、風の振れが視覚的に分かります。みなさんもぜひ挑戦してみてください

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