木暮選手二連覇達成!激戦のeSailing全日本選手権レポート
8月21、22日に「eSailing全日本選手権」が開催されました。本大会に44選手がエントリー。21日に予選がおこなわれ8レース実施。22日は予選上位11選手とシード権を獲得した8選手が決勝で戦いました。優勝は前年度のチャンピオン KG-R 木暮俊貴選手です。(BHM編集部)
◎全日本二連覇 木暮俊貴選手コメント
「昨年度末の学生王者決定戦での惨敗から、OVS(オリンピック・バーチャルシリーズ)やeSailGPのファイナル進出などを経験して、メンタル面が強化されたことが優勝の大きな要因だと思っています。優勝できたことは嬉しくもありますが、同時に寂しくもあります。自分を超えてくれるプレイヤーが、日本にはまだまだたくさん眠っているはずです。来年の全日本選手権までに、eSailingがもっと白熱することを願っています。eSailingがさらに活発になったそのときには、リアルセーリングにも良い変化が訪れていることでしょう」
◎バルクヘッドマガジン編集長の「eSailing全日本選手権」参戦記
みなさん、こんにちは。バルクヘッドマガジン編集長です。白熱した2日間のeSailing全日本選手権が終わりました。編集長も出場し、今年は昨年11位の成績を上回る総合5位の成績を収めることができました。
第1レースのレーザー級トップフィニッシュから、いつになく好調に突っ走りましたが、途中で疲れちゃった。。。集中力が持たないのが最近の悩みなのですが、寄る年波には勝てず、とはその通りで、レース中に目がシバシバして、頭がボーっとしてきます。おなかもすく。
第4レースのナクラ17級でスピンダウンをミスってからは、階段を転げ落ちるように順位を落としてしまいました。なんとか上位10艇の王者決定戦にもぐりこんでからもいまひとつ冴えず。最終レースのF50戦で2位を取って巻き返し、総合5位を獲得。とてもうれしいです。
すべての現役学生を叩きのめし、インカレを語る上でマウントポジションを取る、という編集長の裏目標は、Soken選手(横浜国立大)が3位入賞したことで達成ならず。でも、ほとんどの学生選手をなぎ倒したのでよし、とします。
普段、オリンピックや国際大会、選手権大会など、ピリッとしたレースの現場にいるので、eSailingのコミュニティはとても居心地よく、レースも手作り感があってとても好感が持てます。今回大会を企画運営してくれた日本セーリング連盟・eSailing委員会のみなさん、レースを運営してくださり本当にありがとうございました。またお世話になります。
バルクヘッドマガジンでは、毎週日曜(時々休むこともある)の夜に、だれでも参加できる「バルクヘッドカップ」を開催しています。今年1月からはじめ累計約200人が参加しています。参加するのは、初心者からオリンピック選手まで多種多様。コロナ禍で練習のできない学生セーラー、リアルヨットから離れてしまった社会人セーラー、バーチャルでセーリングを知った初心者など参加者はさまざまです。
みなさんも遊び気分でeSailingをはじめてみませんか。編集長を実力の指針にしてもらっても結構です。編集長に勝てば、日本で5位以上の腕前、ということで。。。ふふふ、そう簡単には負けませんけどね。いずれにしても、リアルとかバーチャルとか、ちっちゃいことにこだわらずセーリングファンが増えていってほしいなぁ、と思っています。
- 44選手出場!eSailing全日本選手権エントリーリスト発表https://bulkhead.jp/2021/08/84551/
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