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大雨、強風のインターハイ。初日は420男子のみ実施

 8月13日、和歌山セーリングセンターで「令和3年度全国高等学校総合体育大会ヨット競技大会 第62回全国高等学校ヨット選手権大会」(インターハイ)が開幕しました。(BHM編集部)

和歌山で開幕したインターハイ。大会初日は悪天候となり、風は20ノット強まで吹き上がりました

 種目は、420級男女、レーザーラジアル級男女。さらに学校ごとの上位2チーム/選手の合算得点による男女別コバインド(複合)で競われます。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大のため中止になったため、インターハイが開催されるのは二年ぶりとなります。

 大会初日は、本州に停滞する前線により朝から雨模様です。時折20ノットを超える風が入るなか、420級男子のレースが始まりました。風は徐々に強くなる展開ですが、波が立っていないので、かろうじてレースを続行できるコンディションです。

 第1レースのトップフィニッシュは、2020年全日本の覇者、霞ヶ浦高校の池田海人(3年)/重松 駿(2年)、2位にも同校の宇田川涼太郎(3年)/鈴木海翔(3年)が入るなど、霞ヶ浦高の強さが際立つレースになりました。

 続く420級女子は海上に出たものの、雨足が強まり、急激に風があがってきたためにハーバーバックに。その後、雨風が止むことはなく、大会初日は420級男子のみ1レースで終了となりました。

 大雨、強風をともなう前線は、大会2日目以降もレースに悪影響を及ぼす可能性があります。大会2日目も強風の予報が出ています。インターハイが無事におこなわれることを祈ります。

コロナ対策のため選手、監督、一部の関係者だけの最少人数でおこなわれています
第1レースでトップフィニッシュを決めた池田/重松
突然のブローに対処できないなど、沈艇、トラブル艇が相次ぎました。レース中に22〜25ノット。ハーバーで27ノットまで風が上がりました
ハーバーに戻ると急に雨足が強まりました。顔に当たる雨粒が痛いほどです
艇をしっかり固縛して大会初日は終了。初日の420女子、ラジアル男女のレースはキャンセルされました
8月13日 420級男子成績
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