7月25日、東京2020セーリング初日。夏空が広がる江の島は朝から北東風／陸風が吹いています。夏には珍しい陸風が吹く理由は台風に吹き込む気圧配置のためで、レースは爽やかな８ノット程の北東風でスタートしました。（BHM編集部）

　しかし、この風は長く続かず。第１レースが終わるころに風が落ち始め、１時間程度の風待ちに。北東から南へ風が振れ、後半戦はライトなシーブリーズでおこなわれました。

　東京五輪初日は、RS:X男女、レーザー級、ラジアル級に日本選手が出場しました。成績は下記のとおりです。日本は風のシフトの大きい不安定なコンディションで苦戦を強いらる場面もありましたが、土居愛実は第１レースこそ出遅れたものの、第２レースで着実な追い上げを見せて9位フィニッシュ。総合９位につけています。

　風は夕方になるにつれて次第に落ち始め、レーザー級男子は第２レースをスタートするも風が落ちてきてキャンセル。大会初日は、夏の江の島の風に翻弄される１日になりました。

　明日26日大会２日も初日と同様にRS:X男女、レーザー男子、ラジアル女子のレースがおこなわれます。台風の影響を受け、引き続き北東風の予報が出ています。

◎東京五輪 大会初日成績
レーザーラジアル級 参加44艇 2R終了時
1 Germany Svenja Weger 6p
2 Denmark Anne-Marie Rindom 11p
3 Croatia Elena Vorobeva 13p
9 土居愛実 16-9 25p

RS:X級男子 参加25艇 3R終了時
1 Switzerland Mateo Sanz Lanz 2p
2 Spain Angel Granda-Roque 5p
3 Netherlands Kiran Badloe 6p
13 富澤 慎 10-(21)-11 21p

RS:X級女子 参加27艇 3R終了時
1 France Charline Picon 3p
2 Poland Zofia Noceti-Klepacka 5p
3 Italy Marta Maggetti 6p
18 須長由季 17-(24)-11 28p

レーザー級 参加35艇 1R終了時
1 FranceJean Baptiste Bernaz 1p
2 Finland Kaarle Tapper 2p
3 Norway Hermann Tomasgaard 3p
27 南里研二 27p

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