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明日江の島オリンピック開始。25日初日は日本4選手が出場

 7月24日、東京2020セーリング競技の開始が明日に迫りました。大会初日は男女RS:X級、レーザー級男子、ラジアル級女子がおこなわれ、各種目に日本選手が出場します。(BHM編集部)

開会式が終わり、ついにセーリング競技が開始します。RS:Xの須長由季は模擬レースに出場し、軽いセーリングで最終調整しました

 レース前日はレース運営艇による本番を想定した模擬レースがおこなわれました。日本選手は短時間の軽いセーリングで最終調整を済ませて終了。明日からの本番に英気を養います。

 大会初日は台風6号に吹き込む風の影響で北東風が予想されています。これは一般的に南風(海風)を期待する「夏の江の島の風」と真逆で、風が振れるコンディションになる可能性があります。

 さらに台風の影響で南からのうねりが入ってきているため、こちらは風向と真逆。いずれにしても夏には珍しい風、複雑なコンディションでおこなわれることになるでしょう。

 日本から初陣を飾るのは、RS:X級男子、富澤 慎、RS:X女子 須長由季、レーザー級男子 南里研二、レーザーラジアル女子 土居愛実です。

◎東京五輪 セーリング初日予定
2021年7月25日(日 )12:00〜18:00
男子RS:X級 12時開始 3R予定
 富澤 慎
女子RS:X級 15時開始 3R予定
 須長由季
男子レーザー級 14時30分開始 2R予定
 南里研二
女子レーザーラジアル級 12時開始 2R予定
 土居愛実

本部船はカタマランヨットが使用されています。スタートは電光掲示板でカウントダウン
セールに国旗と選手名が貼られて準備が整いました
セーリング競技には350選手/65カ国/250艇が出場します。中央の見慣れない旗はドーピング問題で国として出場できないロシア(国旗の代わりのロシア・オリンピック委員会エンブレム)です。
世界に映像を送るオリンピック放送機構(OBS)のカメラボート。おや?と思った方がいるかもしれません。アメリカズカップで使用されているカメラボートです
江の島ヨットハーバーのクルーザーバースは運営艇、コーチボートで満杯です
編集長の注目選手、レーザー級男子に出場するロバート・シェイド。金2、銀2、銅1のオリンピックメダルを持つ天才セーラーで、最近はeスポーツ(バーチャルレガッタ)でも強烈な強さを見せています
要塞と化した江の島ヨットハーバーのゲート。バスは関係者をホテルへ送迎するバスです。入場するには体温、ID、荷物検査などセキュリティーチェックを受けてから入ります。選手と顔を合わせることはまずありません
台風8号の進路予想図。26日は49er、FX、27日は470男女の開始日。台風の動きに注目です
東京五輪(前半)スケジュール。前日の公式掲示板で変更される可能性があります
東京五輪レースエリア、中央の大網はそのまま

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