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五輪セーリング日本代表選手壮行会開催。代表選手コメント

 7月9日、日本セーリング連盟は「TOKYO2020 セーリング日本代表選手壮行会」を開催しました。壮行会はオンラインでおこなわれ、五輪代表の10種目15選手が出席。セーリング連盟名誉総裁の高円宮妃殿下の言葉、選手団応援団長の加山雄三さんのメッセージ等があり、五輪を直前に控えた選手たちはオリンピックへ向かう意気込み等を伝えました。(BHM編集部)

 オンラインで開催された日本代表選手壮行会。選手たちはオリンピック用の代表ウエアで出席しました

◎日本代表選手のコメント(セーリング日本代表選手壮行会、記者会見より抜粋)
470級男子
岡田奎樹「この1年はスピードアップのため、ボートの性能・性質を学び、道具選びに時間を費やしました。チームはいい状態。メダルに手が届く位置にいると思う」
外薗潤平「レースができていなかった部分で調整はむずかしかった。でも、3月に世界選手権に出場して感覚を取り戻せたし、日本でやってきた練習(スピード)の手応えを感じました」

470級女子
吉田 愛「(海外試合をしないで五輪に向かうことに)不安がないわけではないけれど、しっかり練習してきたし準備もできている。本番で自分たちの力を100%出し切るようにがんばります」
吉岡美帆「この1年、力強い動作を身につけるためにフィジカル強化を集中的におこないました。長く練習してきて学んだ江の島の風や潮の特長をうまくオリンピックでいかしたい」

RS:X級 男子
富澤 慎「オリンピックは自分の限界へのチャレンジするという気持ちで挑む。これまで五輪3大会に出場してまだ納得できるような結果が出せていない。自分が納得できる結果を出したい」

RS:X級 女子
須長由季「RS:Xはセーリング競技の中でフィットネスが重要となる種目。五輪では迫力ある動作を見て欲しい。また、私達が活躍することでセーリングがみなさんに知ってらえたらうれしいです」

レーザー/ILCA7級
南里研二「海外レースに行けなかったので日本にいる期間はフィジカルを中心に鍛えていた。今年4、5月の海外遠征に行って、修正する際に体力的に余裕ができているのを感じた」

レーザーラジアル/ILCA6級
土居愛実「スタートが苦手なので、その部分を強化してきました。欧州大陸予選3位の結果につながってやってきたことは間違っていないと思っています。東京五輪で引退する気持ちで挑んできました。オリンピックでは気持ちよく終われたら良いと思っています」

49er級 男子
高橋レオ「活動の拠点はニュージーランド・オークランドです。この1年、スピードトレーニングを中心でおこない。江の島のようなコンディションで練習しようとして、ノースアイランドのトゥトゥカカというところで合宿したりしていました」
小泉維吹「6月からオーストラリアで2度の合宿に取り組んだ。ニュージーランド、オーストラリアチームと最終調整して、いい練習ができました。ほかの国の選手との差は分からない。自分たちの中では成長したと思っているので、走り合わせるのを楽しみにしています」

49er級 女子
山崎アンナ「海ではハンドリングの基礎。レースではタクティクス、ストラテジーを重点的にやってきました。私ははじめてのオリンピックです。オリンピックには魔物が住んでいると聞きますが、そういうものに飲まれないように挑みたい」
高野芹奈「コロナ期間の前半はフィジカル中心。一段上に成長できたと思います。リオを経験して多くの方に注目してもらえるようになりました。五輪では自分の心が乱れないように、チームで協力しながらセーリングに集中したい」

ナクラ17級 男女
飯束潮吹「11月〜5月はスペインで合宿してきました。レースや実践が多く、日本で1艇で練習する不安がなくなり自分の実力も分かった。自分たちの力をオリンピックで発揮してみなさんに応えられるようがんばりたい」
畑山絵里「本番への調整はいままでと変わりない。わたしたちの課題は主に軽風です。この点を重点的にトレーニングしてきました。自信を持ってオリンピックに挑みたい」

フィン級
瀬川和正「選考が終わってあたらしい船に変わりました。その船のパフォーマンスをどれだけ出せるかに焦点を当てて練習に取り組んできた。良い感触があるので本番を楽しみにしています」

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