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日本選手初出場!バーチャル・オリンピックで総合7位に

 6月23日、バーチャル・オリンピックシリーズが開催され、ナクラ17級・ファイナル(19艇出場)に木暮俊貴選手が出場。総合7位に入る健闘をみせました。(BHM編集部)

予選を勝ち抜いたトップeセーラーが出場したバーチャル・オリンピック(ナクラ17決勝)

 前週に開催された3日間の予選シリーズでは、世界各国から7695名(うち日本選手218名)が参加。木暮選手は16位入り、日本人初となるバーチャル・オリンピック決勝進出を決めました。

 決勝は協定世界時UTC19時(日本時間24日4時)に開始されました。早朝というハンディがありながらも第2レースで2位を取るなど果敢に攻める走りを見せ、予選5レースを終えて6位でメダルレースへ進出。

 メダルレースではスタート・ペナルティのため後方からの発進となり、途中5位まで上げるも下マークで遅れを取って8位フィニッシュ。総合7位で大会を終えました。

 ナクラ17決勝には、東京五輪代表のジョアン・カルドナ(ESP。フィン級)、バート・ランブリクス(NED。49er)ら現役選手も出場し、世界のトップランカーが勢揃いしました。

 メダルレースでは、イギリスのオーサー・ファーレイ(17歳。世界ランキング現在1位)がバート・ランブリクスを逆転。バーチャル・オリンピック初優勝を飾りました。

 6月23日はオリンピックデーとして、バーチャル・オリンピックシリーズ5種目(野球、モータースポーツ、ローイング、自転車、セーリング)が、国際オリンピック委員会(IOC)のオリンピック・チャンネルでライブ中継されました。

 バーチャル・オリンピックシリーズは実際のオリンピックとも連動し、セーリングは東京五輪期間中にも開催されます。

2位のバート・ランブリクス(写真左)。前週にオランダ・メデンブリックで開催されたワールドカップ・アリアンツレガッタ(49er級)で優勝した東京五輪オランダ代表選手です。本大会では2、3位が東京五輪代表で、リアルのトップセーラーがバーチャルでも活躍しています
優勝のオーサー・ファーレイ(GBR)。eセーリング世界選手権ランキング1位(6/24現在)。1日に50レースすることもあるというVRIジャンキーです。普段はレーザー級で活動しています
バーチャル・オリンピックシリーズ ナクラ17級成績

◎OVS SAILING EVENT / Nacra 17 FINAL
1 Arthur Farley GBR 38p
2 Bart Lambriex NED 42p
3 Joan Cardona ESP 48p
4 David Krief FRA 51p
5 Stéphane Galzin FRA 54p
6 Jesús Parejo ESP 57p
7 Toshiki Kogure JPN 59p
8 Tangi Le Goff FRA 60p
9 Davide D’Amato ITA62p
10 Kalle Purasjoki FIN 63p

CATEGORY:  esailingNEWS