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土居愛実4位発進。ポルトガルILCAヨーロッパ大陸予選初日

 4月19〜24日までポルトガル・ヴィラモウラで「2021 ILCAヨーロッパ大陸予選」が開催されます。この大会は東京五輪レーザー級の出場国枠を決める最後の大会で欧州諸国の中から男子2カ国、女子2カ国が決定します。(BHM編集部)

今冬は沖縄、相模湾でトレーニングしてきた土居愛実。久々も海外遠征でトップセーラーと戦います。アーサー・ブレット(豪)コーチとも約1年ぶりに合流できました

 この大会に日本代表の南里研二(百五銀行)、土居愛実(アビームコンサルティング)が出場しています。選手たちは、昨年2月のメルボルン世界選手権以来、日本国内でトレーニングを積んできましたが、ようやくポルトガル、スペインで国際大会が開催されるようになったことで、日本選手も万全のコロナ対策で出場することになりました。

 この大会には世界のトップセーラーでラジアル級に89艇、スタンダード級139艇が出場し、ラジアルでは7カ国、スタンダードでは17カ国が五輪出場枠をかけて戦います。※ヨーロッパの国際大会では、レーザー級のカテゴリーは、ILCA4(4.7)、ILCA6(ラジアル)、ILCA7(スタンダード)の名称に変更されています。

 本大会はヨーロッパの国枠選考大会のため日本選手は関係することはありませんが、ハイレベルの選手が出場しているので、東京五輪前の重要なトレーニングとなりそうです。大会初日は男女とも2レースおこなわれ、土居愛実が8-2位で暫定4位、南里研二はDNCという成績です。大会は24日まで開催され、22日からはライブ中継がおこなわれます。

◎2021 ILCAヨーロッパ大陸予選
ILCA6 (レーザーラジアル)上位成績 参加89艇
1 GRE Vasileia KARACHALIOU 2p
1 DEN Anne-Marie RINDOM 2p
3 FRA Marie BARRUE 8p
4 JPN 土居愛実 10p
5 ISR Shay KAKON 10p
6 FIN Tuula TENKANEN 14p

ILCA7(スタンダード)上位成績 参加139艇
1 BRA Robert SCHEIDT 4p
2 RUS Maxim NIKOLAEV 5p
3 CRO Tonči STIPANOVIĆ 10p
4 PER Stefano PESCHIERA 10p
5 FIN Kaarle TAPPER 11p
6 GER Philipp BUHL 12p
139 JPN 南里研二 142p

89艇が出場するILCA6(ラジアル級)。欧州では著作権の関係から、レーザーロゴ・名称は使えなくなり、ILCA(international laser class association)に変更されています(日本ではまだ変更はないようです)
初日はトラブルでDNCに終わった南里研二
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