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西宮で開催。ジャパン・オープンスキフカップ2021・レポート

 3月27日、28日、兵庫県西宮市・ウインドワード・セーリングクラブで「第13回 ジャパン・オープンスキフカップ2021」が開催されました。(レポート・写真提供/日本オープンスキフクラス協会)

西宮で開催されたオープンスキフカップ。オープンスキフは世界で人気を集めるジュニア用ディンギーです

 オープンスキフは「安全に楽しく速い」をコンセプトに全世界で1万艇以上が普及する全長9フィート(2.75m)の小型ヨットです。日本では北海道、東京、江の島、大阪、兵庫、徳島などで活動が行われ、近年普及が進んでいる新しいジュニア用のスキフボートです。

 大会は北海道からの5名に加え、地元兵庫、大阪から計10人の選手が参加しました。27日の序盤は微風の状況下でしたがその後風が強くなり、中風のレースとなりました。

 その結果、スラロームコースで5レース、冒険レース1レースの計6レースを完了しました。結果は柏木南帆選手(WW Youth Sailing)がトップを走り、冒険レース以外でオールトップという素晴らしい成績を残しました。

 28日目は、午後から天気が荒れるという予報もあり、午前だけ3レースが実施されました。雨が降り微風のレースで、艇を止めない技術が試される展開でしたが、初日トップの柏木選手がすべてのレースでトップを取り、圧倒的なスピードでした。

オープンスキフのレースは上下コースではなく、ゲーム性が高く遊び心のあるコースで競われます

 オープンスキフの大会ではクローズのレグが少なく、スタートがレースにおいて、特に重要になっています。またオープンスキフ独特のフリーレグの途中でキャプサイズをしたり、360度回転をするなどのスキルも重要なポイントです。

 オープンスキフという艇種はただ単にスピードを競うだけではなく、ゲーム性もあり楽しくレースできるところが魅力の艇種です。

 日本オープンスキフ協会では、2025年ワールド誘致に向け積極的に普及活動をすすめていきます。日本各地での体験会や地方大会の実施に興味をお持ちの方は、下記協会連絡先までご連絡ください。

第13回 ジャパン・オープンスキフカップ2021 入賞選手
ジャパン・オープンスキフカップ2021成績表

第13回 ジャパン・オープンスキフカップ2021
■総合成績
1位 柏木南帆(U-17 WW Youth sailing)
2位 岡本莉津斗(U-13 大阪ジュニアヨットクラブ)
3位 岩崎翔汰(U-17 大阪ジュニアヨットクラブ)
■U-17
1位 柏木南帆(U-17 WW Youth sailing)
2位 岩崎翔汰(U-17 大阪ジュニアヨットクラブ)
3位 本間 響(U-17 小樽ヨット少年団)
■U-13
1位 岡本莉津斗(U-13 大阪ジュニアヨットクラブ)
2位 林田大和(U-13 大阪ジュニアヨットクラブ)
3位 檜垣俊忠(U-13 ウインドワードセーリングクラブ)

◎お問合せ先:日本オープンスキフクラス協会
info@jobca.net

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