ポルトガル・ヴィラモウラRS:Xヨーロッパ選手権開幕
3月9日、ポルトガルで「RS:Xヨーロッパ選手権」が開幕しました。この大会に男子39艇、女子22艇が出場します。開催地は470ワールドと同じくポルトガル南部ヴィラモウラです。参加選手は470級と同様に東京五輪出場選手が中心で、日本からは富澤 慎、須長由季、伊勢田愛が出場します。大会初日は風が不安定のため両クラスともに1レースのみ実施しました。(BHM編集部)
RS:X級は東京五輪を最後にオリンピックからなくなることが決定しているため、ほとんどの選手はiQフォイル(パリ五輪種目)など他種目へ移行しています。当然、新型コロナウイルスの影響もあり参加選手は少なめ。レースは少数精鋭でおこなわれています。
富澤 慎コメント(JSAFオリンピック強化委員会ウエブサイトより)
「レース初日はオフショアで安定しないコンディションでした。1レース目はプレーニングとダガーを使い分ける最も難しいコンディションで、さらに風の変化も大きく、順位の入れ替わりが激しいレースでした。その中でも冷静な判断ができ、順位を徐々に上げてゴールすることができました。その後は風が安定せずレースが行われませんでしたが、積極的なレース運営で、何回もスタートを繰り返しました。1年振りの国際大会のため、より多くの実戦を経験をしてレース感を取り戻したいという思いでEUに来たので、大変貴重な1日でした」
RS:Xヨーロッパ選手権 初日成績 1R終了時
男子 参加39艇
1 NED Kiran BADLOE 1p
2 POL Piotr MYSZKA 2p
3 ISR Yoav COHEN 3p
10 富澤 慎 10p
女子 参加22艇
1 DEN Laerke BUHL-HANSEN 1p
2 ITA Giorgia SPECIALE 2p
3 POL Zofia NOCETI KLEPACKA 3p
6 伊勢田愛 6p
18 須長由季 18p