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【コラム】緊急事態宣言中のバルクヘッドマガジン編集部

 みなさん、こんにちは。バルクヘッドマガジン編集長です。緊急事態宣言が延長され、勉強も生活も仕事も不便を強いられる毎日です。編集長も現場取材を控えたほうが良いのか悩むところで、取材をリモートできるならそれに越したことはありません。(BHM編集部)

去年の緊急事態宣言から小型のミラーレスを持って散歩カメラするようになりました。近くの海岸まで撮影しながら歩くだけですが、季節で変わる海の表情を楽しんでます

 アメリカズカップもヴァンデ・グローブも現地にいかなくてもメディア向けに情報が配信されるので助かる一方、現場にいけないさびしさもあります。このまま洞窟のように暗い編集部(写真を扱うのでいつも暗くしています)にいながらリモートでバルクヘッドマガジンができあがってしまうのはないか、と心配しています。

 ただし、いまの時期はヨットレースが少なく、みなさんと同じく編集長もオフシーズンです。毎年この時期に撮影機材や身体をメンテナンスしているのですが、またしても身体の調子が良くない。

 古くからの読者の方は、編集長がよく身体を壊すことをご存知かと思います。取材遠征が続いていると気を張っているせいか健康なのですが、空き時間が増えるとすぐに調子が悪くなるんです。

 昨年は痛風。一昨年はぎっくり腰。その前はかかとを痛めて松葉杖、トレーニング中にコケて松葉杖、という時期もありました。治ってしまえば笑い話ですが、ヨットレースの繁忙期が終わると必ずどこかを故障する癖があります。

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◎のべ100名以上が参加している「バルクヘッドカップ」を開催してます

 そんなこともあり、ここ最近は静養のかたわらオンラインゲームのバーチャルレガッタにハマっています。自分でレースするだけでなく、毎週1、2回の頻度でバルクヘッドマガジン主催の「バルクヘッドカップ」を開催していて、約1カ月で100名以上が参加しくれました。

 バルクヘッドカップの趣旨は、学生や初心者でも参加できる気軽なバーチャール・ヨットレースです。1レース8分程度を15分間隔で3〜4本、出入り自由、時間になったら始めるよ、というもので、ゆる〜い感じでやっています。

 参加者は学生、もしくはヨット部卒業生が多いでしょうか。艇名以外、名前も年齢も性別もわかりませんが、それは重要なことではなく、緊急事態宣言で海に出られない、レースに出場できない、練習のできないセーラーが少しでも楽しんでくれたらいいな、と思っています。

 また、先週のバルクヘッドカップでは、いま流行の音声チャットアプリ Clubhouseを使って会話しながらレースをしました。これが結構おもしろいんです。リコった、ペナった、まじか、やっちまった、とレース中は興奮しているのでめちゃくちゃな会話が飛び交いますが、リアルヨットレースで対戦相手と会話をしながら戦うなんてできないのでとても新鮮です。

 バーチャルレガッタは出場せずにレース観戦できるので、レースを見ながら選手の会話を聞くというおもしろさもあります。みなさん、ぜひ参加してみてください。バルクヘッドマガジン編集長の適当だけと意外と速い戦略もわかりますよ。

 これまで不定期開催していたバルクヘッドカップですが、しばらく日曜夜に固定開催していこうと思っています。興味のある方は、ぜひバーチャルレガッタ専用のバルクヘッドマガジンTwitter(下記リンク)をチェックしてください。

1月後半からワールドセーリングが主催するeSailing世界選手権が始まり、驚いたことに約2週間で2万人以上が出場しています。2万人で戦えちゃうヨットレースってすごくないですか? eSailing世界選手権は毎週ランキング(上写真)が更新されていて、日本人選手も健闘しています!
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