ベテラン対若手!J/24関東フリートレース最終戦
12月13日、相模湾で「第6回J/24関東フリートレース」が開催され、不安定な風の中4レースが成立しました。本レースは今年のフリートレース最終戦で、年間成績の行方もかかる戦いとなりました。(文/J/24協会関東フリート広報)
◎月光のセーリングレポート
2020年、多くのレースが中止になるなか、手探りで実施いただいてきたJ/24関東フリートも今回が年内最終レースとなりました。むずかしい対応の中、ここまでレース実施いただいた関係者の皆様、ありがとうございます。(レポート/月光)
レースは朝から安定しない北風で始まりました。次第に西に振れ、最後は西で安定するという相模湾ではあまり見ないコンディションでしたが、運営の皆さんのおかげで4レースできました。
参加艇数は少し寂しい7艇ですが、東京大学ヨット部の〈仰秀〉、防衛大学校の〈ESPERANCE Ⅴ〉、そして〈Ripple〉や〈月光〉には大学ヨット部卒業したてのメンバーが数名参加。なんだか若い雰囲気でうれしくなります。
さて、1レース目はひょろひょろの北風の中でスタート。次第に風が西へ振れていき、上りはポート1本、下りも途中からヘッドセールアップが必要なほど、スターボード1本。1下ショートフィニッシュになりました。このレースは変則的な風の中をうまく走りきった〈ダボハゼ〉がトップを飾ります。
海面を移動して行った2~4レースは西風の中実施。すっかりベテランチームの上位争いが続いている関東フリートですが、2レース目は〈Ripple〉、3レース目は〈仰秀〉と若い2チームが続けてトップを飾りました。
しかし、まだまだ譲れないベテランチーム。4レース目はさすがの〈ダボハゼ〉が再びトップを飾り、今レガッタの優勝を飾りました。
今年は本当に難しい状況でしたが、それでもレース開催頂いてきた運営の皆様、本当にありがとうございました。来年は思いっきりヨットレースを楽しめる一年になりますように。