和歌山で開幕!18回目を迎えるSHIMA SEIKI CUP
11月7日、和歌山セーリングセンターで「第18回 SHIMA SEIKI CUP」が開幕しました。2003年にラッセル・クーツ(アメリカズカップ三連覇スキッパー、現SailGP CEO)を迎えて始まったSHIMA SEIKI CUPも秋におこなわれる主要レガッタとして定着して18年。今年はコロナの影響で人気のパーティはできませんが、それでもIRCクラス17艇、オープンクラス33艇(和歌浦セーリングフェスティバル)が集まりました。(BHM編集部)
大会初日は、IRCクラスによるインショアレースがおこなわれました。朝から小雨混じりの和歌山は風が安定しません。風がだんだん弱くなる中、かろうじて成立した第1レース以降、和歌山沖は無風に。午後3時半まで風を待ちましたが、期待の風は吹かず、初日は1レースだけで終了しました。
本大会の注目艇は、〈侍翔洋〉(Cookson50)や〈T DRACONIS〉(ROGERS IRC 46)といった関東ではなかなか見られなくなった大型レース艇の活躍。また。はじめてK36SAMURAIで出場する〈LUCKY LADY X〉、数々の全日本タイトルを獲得してきた〈SUMMER GIRL〉、(SWAN42 NY/CLUB)、実力派選手が乗り込む〈BAFFI〉(JUDEL/VROLIJK 35 CR Fin6)等など。
また、本大会は関西ミドルボートシリーズにも組み込まれ、熱い戦いを続けるミドルボート勢にも注目です。大会初日はIRC Iクラス〈SUMMERGIRL〉、IIクラス〈GRAN Desse〉(X35)、IRCオープンクラスは〈Air Supply〉(Farr 31)が暫定首位に立ちました。
大会2日目は、当日だけのオープンクラスが出場する「和歌浦セーリングフェスティバル」も加わり、大三角形のコースタルレースがおこなわれます。