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【スピードコンテスト】初日1レース実施、女性選手が健闘!

 11月1日、第85回全日本学生ヨット選手権で開催されているバルクヘッドマガジン主催「スピードコンテスト」。このコンテストはTracTracによるGPSを使ったトラッキングデータの中からボートスピードを抜粋。全レースで最も速いボートスピードを競います。(BHM編集部)

全日本インカレの裏でこっそり開催されているスピードコンテスト。微軽風では迫力にかけますが、データさえあればコンテストに十分です。大会2日目に記録が一気に塗り替えられそうですけれども。。。

 当然ながら風が弱いよりも強いほうがボートスピードがあがります。そして、アップウインドよりダウンウインドレグの方が記録が出るでしょう。これらの成績を毎日更新していき、最終レースが終わった後に「最速のセーラー = SPEED STAR」を選出します。

 大会初日は3ノット前後の風で1レースのみ実施。470級はトップグループのフィニッシュ後、かなり弱い風となりフィニッシュできない艇が続出しました。

 トップ10のスピードデータを見ると女性選手の活躍が際立ちます。微軽風ゆえに軽量チームが好スピードを得ているという証拠でしょうか。

 1レースを終えて、スナイプ級は香川大、甲南大、広島大、東北大が同記録で1位。470級は近畿大の野村裕一郎/松尾敏志がトップに立ちました。

 明日のスピードコンテストもおたのしみに!

※当初発表した順位、データが一部間違えていました。謹んでお詫び申し上げます。

◎バルクヘッドマガジン主催「スピードコンテスト」初日結果
スナイプ級記録
1 川内岳典/松本慧悟(香川大)5.1kt R1/レグ2
1 徳永輝/青木穂乃実(甲南大) 5.1kt R1/レグ2
1 安食柾志/大槇望未(広島大) 5.1kt R1/レグ2
1 長曽我部克己/高橋俊圭(東北大)5.1kt R1/レグ2
5 石田穂乃果/森本雄大(関西学院大) 5.0kt R1/レグ2
5 菊原よしの/渡辺桃香(金沢大) 5.0kt R1/レグ2
5 柴田千里/宮本泰成(岡山大) 5.0kt R1/レグ2
5 川口莉子/織田悠介(明治大) 5.0kt R1/レグ2
5 一木佑太/中西悠(北海道大) 5.0kt R1/レグ2
5 菊原よしの/渡辺桃香(金沢大) 5.0kt R1/レグ4
5 流千里(香川大)5.0kt R1/レグ4

470級記録
1 野村裕一郎/松尾敏志(近畿大) 6.3 kt R1/レグ2
2 伊藤七瑠/盛田冬華(法政大) 6.2kt R1/レグ2
3 池淵沙紀/福井健太(関西学院大) 6.1kt R1/レグ2
3 梅野真沙子/岩田慧吾(中央大) 6.1kt R1/レグ2
5 宮本和/山崎奨太(近畿大) 6.0kt R1/レグ2
6 山口奈津実/田村優衣(福岡大) 6.0kt R1/レグ2
6 高橋華子/平田佳祐(東北大) 6.0kt R1/レグ2
6 芝洋斗/矢吹創(九州大) 6.0kt R1/レグ2
6 山元茜/川村壮憲(横浜国立大) 6.0kt R1/レグ3
6 倉橋直暉/松本健汰(早稲田大) 6.0kt R1/レグ2
6 今井亮/笠木峻矢(立命館大) 6.0kt R1/レグ2
6 森井愛/小田大貴(和歌山大) 6.0kt R1/レグ2

◎スピードコンテスト Q&A
【選手からの質問】 「GPSを投げたらどうなるんですか? とんでもないスピードがでるんじゃないでしょうか?」
【TracTrac の回答】「ご質問の件、最短毎秒測位しているので約3秒以上飛行(?)すれば可能でしょう。ですが、GPSは標高(高さ)も測位していますので、かなり高度な投(球?)技術が必要です。あと、上手に回収できなければ機材の実費請求させて頂きますし、ルールにも物品投棄の禁止条項はあったかと。セーラーとして人として一生汚点を残すことは必至ですので、そのような挑戦はお勧めしません」

スピードコンテストの賞品はバルクヘッドマガジン・オリジナルキャップ(非売品)。この日のためだけに作りました。ヘルムにはネイビー、クルーは白を贈呈します
そしてもうひとつの賞品はTracTracオリジナル・バッグです。防水ではありませんが、PC専用のスペースもあって便利この上なし(※ほかにも賞品が用意されています!)
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