【コラム】ヨットレースの遠征と長距離運転
みなさん、こんにちは。バルクヘッドマガジン編集長です。秋も深まり、ヨットレースやセーリングイベントが増えてきました。編集長ものんびりしていた夏までが嘘のように、あわただしくしています。(BHM編集部)
10月の編集長は、週毎に葉山、和歌山を交互に行き来していました。その間、e-Sailing ネーションズカップに出場したり、1日中雨に打たれて撮影したり、クレジットカードを紛失したり、クルマが故障してレッカーされたり、いろんなことがありました。毎日飽きずに過ごしています。
明日からは今月3度目の和歌山遠征に行ってきます。年に一度の国内最大級ヨットレース「全日本学生ヨット選手権」の取材撮影です。こうしてバルクヘッドマガジンが独自に大会を取材できるのもスポンサー各社のおかげです。日本のセーリングを支えてくださり、本当にありがとうございます。
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ヨットレースの取材撮影のために国内をクルマで行き来するようになって、ずいぶん経つようになりました。はじめて関東〜関西をクルマで往復したときは、大冒険に近く「ひとりで大変なことをしてしまった!」と感激したものです。
不思議なことに回数をこなすと慣れてしまうもので、いまでは関西往復を「時間が掛かるけれど、そういうもんだ」と達観するようになりました。
ヨットレースに遠征はつきものです。人だけが移動すれば良いのではなく、ボートやマスト、セール、道具類もいっしょに持っていかなければならないので、引っ越しのような大移動になります。
編集長は〈エスメラルダ〉時代にレース遠征の段取りをよくしていたので、その苦労はよく分かります。当時は1カ月の間に国内3大会+海外大会出場(しかも24〜42ftまで船がぜんぶ違う)なんてこともあり、こちらは長距離運転に加えて船の回航もあって、胃がキリキリしていたのを思い出します。
遠征の苦労をやわらげるには、道中で楽しみを見つけることが一番です。どこかサービスエリアの食事や風景を楽しみにしたり、クルマのなかで好きな音楽をがんがんに鳴らしたり。さあ、次の長距離移動も楽しんでいきましょう!(と自分に言い聞かせる)
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