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日本、スペインに敗れる。e-Sailing ネーションズカップ

 13カ国が出場するワールドセーリング主催・国別対抗「2020 e-Sailing ネーションズカップ」が開催されています。10月25日、フランスに勝利して準々決勝に進んだ日本は、予選1位のスペインと対戦。日本は8対1で敗れました。(BHM編集部)

e-Sailingネーションズカップ準々決勝で日本はスペインと対戦しました

 日本は第1レースを落としますが、第2レースの女子マッチで勝利。しかし勢いは続かず、力強い攻撃を仕掛けるスペインに黒星を重ねる結果となりました。日本は準々決勝敗退となります。

 準決勝に進んだのは、スペイン(予選1位)、イギリス(予選2位)、イタリア(予選3位)、デンマーク(予選5位)。シード国を決める予選レースの結果から順当な国が準決勝に進出しました。

◎2020 e-Sailing ネーションズカップ 準決勝の予定
スペイン対デンマーク 10月27日 21:00 UTC
イギリス対イタリア 10月28日 21:00 UTC
※日本時間は翌日午前6時にレース開始です。

 残念ながら日本は敗退しましたが、日本初の国内選手権「e-Sailingジャパンカップ」を経て代表となった日本チームは健闘したと言えるでしょう。その反面、強豪国の選手層の厚さ、技術力の高さは、ハイレベルだったと言わざるを得ず、日本のさらなる成長が期待されます。

2020 e-Sailing ネーションズカップ成績(10/25現在)

◎e-Sailing ネーションズカップ 日本代表選手
KG-R/木暮俊貴(東京都立大)
Sean bond/今村勝自
Sea man ship/武石早代(東京都立大)
JPN3717/大山 修
Vegas/松浦夏樹
Sohei NIPPON/瀬戸相平
優月/細木和輝(大阪大)
Tk30623/田中 拓(京都府立医科大学)
グリンピース伯爵/眞榮平克輝(東京都立大)
0517/平井淳一(バルクヘッドマガジン編集長)
Tacitus/滝 哲也
Pauline3/本田雄一郎

◎バルクヘッドマガジン編集長の対スペイン戦
「悔しいけど手も足も出なかった、というのが正直な感想です。スペインチームは全てにおいて一枚上手でした。ポジショニングがうまく、ボートコントロールも世界トップレベルなので、2艇で日本を挟み撃ちにしたり、スキを与えればすぐにペナルティを取りに来る。まさに惨敗でした。
 日本代表は、ナショナルチーム結成以降、毎晩集まってトレーニングを重ねてきました。集まる時間はだいたい21時から23時頃で、チームレースを想定して模擬戦を繰り返してきました。編集長は夜が苦手なので途中退出することもありましたが、この期間でかなり多くの知識と経験を積むことができたし、日本チーム全体がレベルアップできたと思います。日本代表チームのみなさん、本当にありがとうございました。大大大感謝です。
 でも、、、くやしい! だって、そうでしょ。欧州はリアルセーリングで日本より上で、ヴァーチャルでも負けてしまったら完全敗北ではないですか。日本はもっともっと上にあがれるはずです。
 編集長自身、もっと上達しなければと思ったし、そのためには日本のe-Sailiorを増やして、技術力を向上していかなければ。我こそはという方は、ぜひ一緒に戦いましょう!」

対スペイン戦。第1レース1上トップ回航したのが編集長(0517号)です。すぐにやられちゃいましたけど。思い返すと悔しいけど、戒めとして動画を掲載しておきます
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