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【AC36】アメリカンマジック、イネオス、ルナロッサが新艇を発表

 12月にニュージーランド・オークランドで始まる第36回アメリカズカップに向け、イネオス・チームUK、ルナロッサ・プラダ・ピレリチーム、アメリカンマジックの新艇AC75がチームベースで披露されました。(BHM編集部)

イネオスチームUK〈ブリタニア〉。1号艇では後付けされた船底のバッスルが、さらに大きく長く改良されています。フォイル形状も各チームで違いがあり、このあたりも興味津々です

 オークランドが賑やかになってきました。前回のカタマランから進化したモノハル・フォイル艇で戦う第36回アメリカズカップは、奇抜にさえ見えるボートデザインが特長的です。

 先週のオークランドでは、アメリカンマジックが新艇〈パトリオット〉、イネオスチームUKが〈ブリタニア〉、ルナロッサも新艇を公開し、大きく変更されたデザインに注目が集まりました。

 外観から見えるデザインの進化は、バッスルと呼ばれるハルの底面の形状です。一般的にバッスルとは、フィンとスケグとのつながり部分にあり、スケグの安定性や旋回性など効果を上げる働きをします。

 バッスルには2つの機能があり、水面から浮き上がる際に水を剥離させる(飛びやすくする)こと。もうひとつはフォイルしている際に船体と水面にできる気流を効果的に流す役割があります。

 最大50ノットで走る新型AC75によるアメリカズカップ・ワールドシリーズは、12月17〜20日にオークランドで始まります。

◎イネオスチームUK 〈ブリタニアII〉諸元
 建設時間:46000時間
 設計時間:90000時間
 17300個のパーツ
 140個のセンサー
 船内240メートルの油圧パイプ
 推定最高速度:50ノット以上
 重量:6450トン
 乗員:11名
 乗員重量:990キロ

ルナロッサ・プラダ・ピレリチーム2号艇
アメリカンマジックの新艇〈パトリオット〉
イネオスチームUKの進水式
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