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スピードの重要性を確認。第2回J/24関東フリートレース

  9月13日、相模湾で開催された「第3回J/24関東フリートレース」が参加9艇を集めて開催されました。畠山レース委員長、〈SARASA〉チームから届いたレースレポート、J/24関東フリート・徳毛フリートキャプテンからのレース案内を紹介します。(BHM編集部)

相模湾・小網代で開催された第3回J/24フリートレース。南風で4レースおこなわれました

◎南風で強い潮の場合はスピードを優先した走りを
 9月に入りましたが夏のような天候に恵まれ、安定した南風でコースを替えず、距離は0.4マイルで4レースおこないました。レース内容については右往左往あったと思います。潮流が入り乱れており、上マークと下マーク付近では違っていたのではないでしょうか。(文/畠山レース委員長)

 スタートに関してですが、スタートエリアは200度程度から強い潮の流れがあり、スタートラインは5度上有利に設定しました。潮影響と風のシフト傾向から左展開が有利なので大半アウターに寄っていましたたが、上有利を活かし、右海面へのばしてもプレッシャーの入り方によっては面白い展開になりました。

 スタートではスピードがつきにくく、下に流される事も考慮して船を止めないように惰性をつけつつ、セールの引き込みを早めにしたほうが良いと思います。

 ライン把握で、〈SARASA〉のバウマン・舘さんはよく見えている印象を受けました。バウマンはラインへの距離と角度を感覚から確実なモノになるようにしましょう。

 三崎沖は、潮が強い南風の際はスピード優先にしたほうがベターなので、若干メインのリーチが硬いチームもありました。フリーでバングが硬い船もありましたので、リーチコントロールを、こまめにしながらスピードに替えてください。

 下マーク回航も、アクションを早めに終えて、クローズに備えていかないといけないでしょう。ルームが空くと高さ分がロスしますので。慌てるとポールが絡んだりします。

 総括としては距離を短くしたことで、レースは混戦し、〈ピンクキッス〉、〈オリーブ〉、〈SARASA〉、〈月光〉とトップが入れ替わる結果になり、楽しいレースができたと思います。

 次回のフリートレースは10月11日を予定しています。ご興味がある方はFacebook、またはHPからフリート広報へ連絡いただけばと思います。

第3回フリートレースは〈オリーブ〉が逃げ切り勝利
東京大ヨット部クルーザー班の〈仰秀〉
防衛大ヨット部の〈ESPERANCE V〉

◎〈SARASA〉セーリングレポート。コース取りで内輪もめが勃発
 微風の中、定刻通りにスタートするも、第一レグの途中でノーレースに。
(4ノットのレースで0.5マイルの距離でしたが、15分での上マーク到達をターゲットにノーレース判断)。珍しくトップを走る〈SARASA〉に運営艇が接近し、畠山レース委員長の無情の「ノーレースにします」の声が…。(レポート/SARASA 舘)

 風待ち後、気を取り直して第1レース。〈ピンクキッス〉がスタートラインの中央やや下よりから、スピード加速して見事なジャストスタート。その後も左のブローを掴んで、危なげなく終始1位をキープしダントツのトップフィニッシュ。

 第2レースは、微風から順風となり各艇ボートスピードが拮抗する中、〈オリーブ〉と〈月光〉の一騎打ちに。右のブローを掴んだ〈オリーブ〉がトップフィニッシュしました。

 第3レースも順風を維持。やや上有利なスタートラインでしたが、左海面を意識してアウターサイドにポジション取りする艇が目立つ。その中〈SARASA〉がライン中央、その下に〈月光〉がポジションを取り、〈月光〉はOCS気味、〈SARASA〉はショート気味でスタート。

第3レースでは1位。総合2位に入った〈SARASA〉
3位〈月光〉。今回の舵は松山選手が担当しました

 170度前後の振れで左海面が有利な中、〈月光〉、〈SARASA〉の順番で上マーク回航。〈SARASA〉はプロパーコース、〈月光〉がジャイブしてインサイドへ。下マーク手前で最接近し〈SARASA〉は〈月光〉のブランケット攻撃に合い、コース取りで内輪もめが勃発。

 最後はトリマーがトリム放棄する荒業に。それに動じない〈月光〉は悠々と下マーク回航。レースはその後も〈月光〉、〈SARASA〉、〈オリーブ〉の順番でフィニッシュへ。と思いきや、〈月光〉がOCSで〈SARASA〉が数年ぶりのトップ獲得。おかげで内輪もめは解消したとかしないとか…。

 第4レースも順風をキープ。相変わらず左海面を狙う艇が下マークからスタート。スタートラインが思いのほか短く、リコール覚悟でスタートする艇もあり。アウターをまわりポートでリスタート。リコール解消後のコースプランニングが重要に。以外にも右海面も効果的なブローが入り、左海面有利一色とはならず、右海面を使った〈月光〉が接戦を制してトップフィニッシュ。2番手は左海面を使った〈ジェリーフィッシ〉ュが入りました。

左海面の風をつかんで最終レースで2位に入った〈JellyFish〉
大学ヨット部引退後の若手メンバーで構成される〈Ripple〉

◎J/24関東フリート・フリートキャプテンより
 今年のJ/24関東フリートは、7月からレースを再開し活発に活動しております。Facebookでレース中の様子を発信し、レース後はレース委員長の講評がLINEグループに投稿されるなど、多くの人にセーリングの楽しさを感じてもらえる運営になっていると思います。(文/フリートキャプテン 徳毛)

 11月に関東で予定していたJ/24全日本選手権は中止となってしまいましたが、代替策として、11月21、22日に関東フリート主催のレガッタを予定しております。Facebook、HPで最新情報を発信していきますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければと思います。

第3回J/24関東フリートレース成績
2020年度のJ/24全日本選手権は開催されず。全日本の代わりに、相模湾では関東フリート主催のレースを2日間開催する予定です
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