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フランス外洋ヨットレースに鈴木晶友/ミライチームが初出場

 7月19日、フランス北西部シェルブールで開催される外洋ヨットレース「ドリームカップ」に、日本から鈴木晶友(ミライ・アラウンド・ザ・ワールド/MILAI Around The World)が出場します。(BHM編集部)

クラス40で初の外洋レースに出場する鈴木晶友とアン・ボージ(ミライチーム)

 昨年、大西洋横断ヨットレース「ミニトランザット」を完走し、2019年度バルクヘッドマガジン・セーラー・オブ・ザ・イヤーに輝いた鈴木晶友選手は、2021年にスタートする二人乗り世界一周レース「グローブ40」を目指して活動をしています。

 グローブ40とは、モノハル40フィートの外洋艇クラス40(クラス・フォーティ)を使用して、世界7カ所を寄港しながら、ダブルハンド(二人乗り)で世界一周するという外洋ヨットレースです。

 鈴木選手とミライチームは、この世界一周レースに出場すべく準備している最中で、チームにとって「ドリームカップ」は初めて出場する外洋レースです。

 今回、鈴木選手はチームメンバーのアン・ボージ(FRA)と二人で出場します。アン選手は鈴木選手と同じく、昨年の大西洋横断ミニトランザットを完走した女性セーラーで、ミライチームのボートマネージャー兼コスキッパーを担当しています。

 クラス40のコースは、フランス・シェルブールをスタートしてイギリス沿岸部へ向かい、いくつかのウェイポイントを回航してラ・トリニテへフィニッシュする550マイルのコースです(軽風が予想されることから大会直前に総航程700マイルから550マイルに変更されました)。

 レースの様子はトラッキング(位置情報)やFACEBOOKによるライブ中継があり、またヴァーチャルゲームの「ヴァーチャルレガッタ」を通じて一般セーラーも参加できます(下記リンク参照)。

参加艇が集まるシェルブールのハーバー。コースは1100、700、400マイルあり、10艇出場するクラス40をはじめマルチ50、フィガロ、IRCなど多数あります
ドリームカップ・700クラスのコース
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