世界一周ヴァンデ・グローブ、日程変更せず11月8日スタート
多くのヨットレースが延期、中止になるなか、ヴァンデ・グローブの11月8日スタートが発表されました。たった1人でどの港にもよらず誰の助けも受けずに(単独無寄港無補給)世界一周するヴァンデ・グローブは、世界で最も過酷なヨットレースと呼ばれています。(BHM編集部)
ヴァンデ・グローブは、レ・サーブル=ドロンヌ(仏)をスタートし、大西洋を南下。南氷洋を東まわりで一周し、2カ月半から3カ月かけて、ゴール(スタート地点)へ戻る外洋ヨットレースです。
2016-17年大会では29選手/10カ国が出場し、18選手が完走。11選手がリタイアを余儀なくされました。
この大会に出場するには、レース経験や単独航海の経験などのクオリファイが必要で、日本からは2016-17年大会に続き二度目の挑戦となる白石康次郎の出場が予定されています。
ヴァンデ・グローブ実行委員会はスタート日の再発表にあわせて、出場登録の延期(9月1日)と、7月4日スタート予定でレ・サーブル=ドロンヌ〜アイスランド(北極圏)〜アゾレス諸島〜レ・サーブル=ドロンヌを走るヴァンデ・グローブ準備レースを提案しています。
- ヴァンデ・グローブ 2020-2021https://www.vendeeglobe.org/en